...船梯子(ふなばしご)を上って来る様子までが...
有島武郎 「或る女」
...船梯子(ふなばしご)はきりきりと水平に巻き上げられて行く...
有島武郎 「或る女」
...その矢先混雑する船梯子(ふなばしご)を上って...
永井荷風 「監獄署の裏」
...わたくしは父を訪問しに来た支那人が帰りがけに船梯子(ふなばしご)を降りながら...
永井荷風 「十九の秋」
...船梯子(ふなばしご)や欄干や船室の壁や種々(いろ/\)の綱なぞに優しい神秘の影を投げるので...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...桟橋から掛けられた船梯子を伝つて船客たちはぞろぞろと降りて行つた...
北條民雄 「青年」
...今更に※田丸(あつたまる)の船梯子(ふなばしご)の高さよ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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