...……秋風の関門を渡る――かも知れませんよと白船君に...
種田山頭火 「行乞記」
...白船君のよい人であるに間違はないが...
種田山頭火 「行乞記」
...これは白船君の奥様にむりにあげて...
種田山頭火 「行乞記」
...白船君の歯がほろりと抜けた...
種田山頭火 「其中日記」
...昨日も白船君と交渉したさうな...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君から私の近況を聞いて訪ねて来たといふ...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君が山口行の途次...
種田山頭火 「其中日記」
...……・うらゝかにしてすがれた花にとまるてふちよも母子(オヤコ)で藷掘る暮れ早い百舌鳥の啼く・うらゝかなれば一羽鴉のきてなけば日あたり水仙もう芽ぶいたか・ことしもこゝに落葉しておなじ蓑虫白船君にあなたを待つてゐる火のよう燃える十一月廿四日けふもうらゝかな日...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君だしぬけに来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君を訪ふ、忙しいので宿屋に泊めて貰ふ、たゞ/\酔うてゐる間だけが楽しい...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君は落ちついてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君から澄太君の手紙を廻送して貰ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君夫婦は幸福だ...
種田山頭火 「其中日記」
...白船君を送りだしてから...
種田山頭火 「其中日記」
...雪となつたが生れたさうな(第六感で)雪や山茶花や娘がうまれた雪ふるあしたの女としてうまれてきた私には女の子を持った体験はないけれど(白船君にはありすぎる!)...
種田山頭火 「三八九雑記」
...いつもかはらぬ白船君夫妻の厚情に甦つたやうな気がした...
種田山頭火 「旅日記」
...白船君を通して知つてはゐたけれど...
種田山頭火 「旅日記」
...畝傍御陵・松老いて鴉啼くなり橿原神宮・この松の千代に八千代の芽吹いてみどり・みたらし噴く水のしづかなる声・旅もをはりの尿の赤く枯れきつてあたゝかな風ふくあすは雨らしい風が麦の穂の列ぽろり歯がぬけてくれて大阪の月あかりぬけた歯はそこら朝風に抜け捨てゝ一人もよろしい大和国原そこはかとなく若い人々のその中に私もまじり春の旅白船君からのたよりでは...
種田山頭火 「旅日記」
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