...舶載物としては、大型機械や車両、化学品などが挙げられる...
...舶載物が転倒したことで、船が傾いてしまった...
...港湾では、舶載物の積み降ろしに専門の作業員が携わっている...
...新たな舶載物の積み込みにより、出発が遅れることになった...
...舶載物の運搬には、高度な技術や知識が必要とされる...
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...長崎や横浜に仕入れの出店を持って手びろく舶載物(はくさいもの)を輸入する...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それはメキシコの原産植物であって我邦へは嘉永年間に舶載せられたものである...
牧野富太郎 「植物記」
...普通本は舶載嘉靖本と万治本とである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此書が明の虞博(ぐはく)の著した医学正伝と共に舶載せられた時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...舶載(はくさい)の証跡の後日出て来るのを待つより他はあるまい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...舶載の学問芸術のお蔭で「流動進化」の思想と触れるに到っても...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...舶載の物でもあるか」あらぬ問いには...
吉川英治 「私本太平記」
...舶載(はくさい)の毛氈(もうせん)をのべて...
吉川英治 「私本太平記」
...――市でも近ごろ見なくなった舶載(はくさい)の上茶だの...
吉川英治 「私本太平記」
...この安土へ蒐(あつ)めた舶載(はくさい)の品々...
吉川英治 「新書太閤記」
...――そのうちに砂糖黍(さとうきび)を舶載(はくさい)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...西欧の舶載(はくさい)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...夙(はや)くから舶載(はくさい)されて...
吉川英治 「親鸞」
...やはり舶載物(はくさいもの)か」「いいえ...
吉川英治 「親鸞」
...牡丹色(ぼたんいろ)の舶載地(はくさいじ)の武者羽織を着ている体(てい)がひどく派手やかであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...長崎土産(みやげ)の薔薇香(そうびこう)という舶載油(はくさいあぶら)にちがいない...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...だが舶載(はくさい)の化粧油が江戸にないとは言いきれん」「短刀は」「それも...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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