...こん畜生、こん畜生と、おら、じだんだを蹈(ふ)んだもんだで、舵へついたかよ、と理右衛門爺(りえむじい)さまがいわっしゃる...
泉鏡花 「海異記」
...いままで怪塔の舵の上をしばっている麻綱や...
海野十三 「怪塔王」
...なおした」「あの方向舵が...
海野十三 「怪塔王」
...彼と舵輪とが入っていて...
海野十三 「火星探険」
...ラウダが舵(かじ)をとった...
海野十三 「恐竜島」
...方向舵が直らないのです...
海野十三 「太平洋魔城」
...方向舵のその折れまがったところを...
海野十三 「太平洋魔城」
...舵(かじ)をひいて方向をかえ...
海野十三 「氷河期の怪人」
...舵の完全な船ですら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...舵が少し狂ふと舟は蘆の中へずれて行つて青い葉が舟縁にざら/\と音をたてた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...彼は舵をそのまゝにして...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...腹が減っていればオールにでも舵にでも噛み付いてくる...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...しっかり舵を取れ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...舵棒が折れる音が聞こえる...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...船長があわてて舵(かじ)を切った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...そのまま五年も舵輪(だりん)を放さなかった...
山本周五郎 「青べか物語」
...その舟の動かぬ舵や...
横光利一 「上海」
...生涯の舵(かじ)を向けてゆくことこそ賢明だと考えていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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