...船の舳先部分と船腹部分を合わせた部分...
...今にも波の中に舳先を突込みさうであり...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...飛魚が船の舳先から...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...その時バッテイラの舳先にいた短身長剣の男が...
中里介山 「大菩薩峠」
...またも舳先(へさき)へ来てから...
中里介山 「大菩薩峠」
...そしてそれが舳先の向きやうで小べりへ移つたり水の上へ移つたりして居る...
長塚節 「十日間」
...舳先(へさき)より動き出し...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...それを舳先の板の上に並べる...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...彼は舳先に引き倒され...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「しっかりした頭が必要だ」彼は舳先の板に寄りかかりながら言った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ロープの端と端を結び合わせて舳先の棒に繋いだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...だが敵はもう舳先に集まり...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...舳先におしたてた公園の瓦斯灯のやうに巨大な新しい誘魚灯の手入れをしながら...
牧野信一 「円卓子での話」
...舳先の尖(とが)ったところが折れてしまった...
山本周五郎 「青べか物語」
...まだこんなにしっかりしてるだ」老人は舟べりや舳先(へさき)を...
山本周五郎 「青べか物語」
...六斧田又平が舳先へ出たとき...
山本周五郎 「風流太平記」
...舳先はすぐに岸からひき離されたのであとの者はだめだったが...
山本周五郎 「風流太平記」
...夜は舳先(へさき)に見る月の清らなること昨日(きのふ)に異らず候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...彼女は舳先(へさき)の方に蹲(かが)んだまま...
蘭郁二郎 「植物人間」
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