例文・使い方一覧でみる「舞台姿」の意味

...とても格好良かった、袴姿での舞台姿... とても格好良かった、袴姿での舞台姿の読み方

...これは金剛巌先生の能舞台姿から着想したものであります... これは金剛巌先生の能舞台姿から着想したものでありますの読み方
上村松園「謡曲と画題」

...鬘（かつら）だけ外（はず）した舞台姿のままで現れた... 鬘だけ外した舞台姿のままで現れたの読み方
海野十三「間諜座事件」

...その舞台姿も拝見した事がある... その舞台姿も拝見した事があるの読み方
太宰治「酒の追憶」

...庸三は大阪で初めて見た花々しい彼の三十代以来の舞台姿を... 庸三は大阪で初めて見た花々しい彼の三十代以来の舞台姿をの読み方
徳田秋声「仮装人物」

...当時の丹絵漆絵紅絵を蒐集（しゅうしゅう）しこれら古代俳優の舞台姿をば衣裳（いしょう）の紋所（もんどころ）によりて考証穿鑿（せんさく）するは吾（われ）ら好事家（こうずか）に取りて今なほ無上の娯楽たり... 当時の丹絵漆絵紅絵を蒐集しこれら古代俳優の舞台姿をば衣裳の紋所によりて考証穿鑿するは吾ら好事家に取りて今なほ無上の娯楽たりの読み方
永井荷風「江戸芸術論」

...清長は美人画の人物に異ならざる自由自然なる固有の筆法を以て役者の舞台姿を描きたり...
永井荷風「江戸芸術論」

...松井須磨子の厚化粧の舞台姿の写真が出て来る... 松井須磨子の厚化粧の舞台姿の写真が出て来るの読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...僕の舞台姿もイヤって程見せられる... 僕の舞台姿もイヤって程見せられるの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...妖艶初代天勝が愛嬌こぼるる許りだつたあのころの燦爛たる舞台姿を回想しよう...
正岡容「大正東京錦絵」

...ターキーの舞台姿のポーズをとられたのも... ターキーの舞台姿のポーズをとられたのもの読み方
宮本百合子「カメラの焦点」

...良人の舞台姿にこがれて夜毎々々通いづめ... 良人の舞台姿にこがれて夜毎々々通いづめの読み方
矢田津世子「旅役者の妻より」

...翁の舞台姿がどうやら眼前に彷彿されるようである... 翁の舞台姿がどうやら眼前に彷彿されるようであるの読み方
夢野久作「梅津只圓翁伝」

...「私の舞台姿が福岡で名高い奥様のお手にかかるとは一生の誉（ほま）れで御座います... 「私の舞台姿が福岡で名高い奥様のお手にかかるとは一生の誉れで御座いますの読み方
夢野久作「押絵の奇蹟」

...外国の活動女優の舞台姿か何かを真似たものと思われるが... 外国の活動女優の舞台姿か何かを真似たものと思われるがの読み方
夢野久作「東京人の堕落時代」

...不運なやつ」宵の舞台姿を連想して... 不運なやつ」宵の舞台姿を連想しての読み方
吉川英治「私本太平記」

...――いや舞台姿の彼女は... ――いや舞台姿の彼女はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...舞台姿とはまた違う艶（あで）な装いに脂粉（しふん）の香を撒（ま）きこぼしながら... 舞台姿とはまた違う艶な装いに脂粉の香を撒きこぼしながらの読み方
吉川英治「新・水滸伝」