...遙か下界から撰び上げられた二人の舞人である...
石川啄木 「葬列」
...その時は最うドッと枕(まくら)に就(つ)いて普通の見舞人には面会を謝絶していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...同じ衣装をつけた舞人が四人出て...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...この舞の舞人の着けている仮面の顔がよほど妙なものである...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...この舞人の挙動自身に何かしらある感情の逼迫(ひっぱく)を暗示するものがあるのかもしれない...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...喜ばれない見舞人は...
豊島与志雄 「自由人」
...夫人は、(誰か、見舞人でも、来ないかしら)と、ちらっと、考えたり、ロボットの巧妙な、そして、人間とはちがった異状な感覚を、回想したりしていた...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...百姓や見舞人やを叱り飛ばして...
中里介山 「大菩薩峠」
...見舞人達の爲に焚いた火のあたりを指しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見舞人達のために焚いた火のあたりを指しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見舞人が飛ぶ...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...病家も見舞人も此旨篤と心得置くべきことなり...
福澤諭吉 「養生の心得」
...これらの見舞人の中にその三人もきつと這入つてゐた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...舞人甲に鼠の形をつけ...
南方熊楠 「十二支考」
...見舞人のような態度で上り込んで...
夢野久作 「鉄鎚」
...四人の舞人(まひびと)二人(ふたり)づつからみ合ひ候(さふら)ふ振(ふり)の奇妙さ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...舞人(まいて)も見物も...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつのまにか舞人(まいて)も入れ代っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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