...又桜を「桜花主(ぬし)を忘(わす)れぬものならば吹こん風にことつてはせよ」○斯(かく)て延喜元年辛酉二月朔日京の高辻の御舘をいで玉ひて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...美(うま)し香(か)はほのかに薫(く)ゆる新舘(にひやかた)...
薄田淳介 「白羊宮」
...亦此の舘内に於て攻究せらるゝの盛に達せり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...大湯温泉東栄舘の桜井次郎は弱年であるから保証はしにくい...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...博文舘発刊の『太陽』第一年第一号に利根川の水源探検記が載っている...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...上の左は帝國博物舘藏...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...下總國 平山村發見 帝國博物舘藏四...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...渡島國凾舘住吉町(をしまのくにはこたてすみよしてう)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...中村氏が田中舘先生の御宅へ...
寺田寅彦 「中村彝氏の追憶」
...神の金笏「スチンマ」も汝に何の助無し、故山を遠く後にしてあなた*アルゴス空(そら)の下(もと)、わが舘の中、機(はた)に寄り、閨に仕へて老齡の 30逼らん時の來る迄、なんぢの愛女放つまじ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かなたパリスは棟高きその舘中に留らず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汽車に乘じて下舘を發す...
長塚節 「草津行」
...即ち舘に就きて道を問ふ...
長塚節 「草津行」
...北京図書館の雑誌『舘刊』第三号に...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...家へ電話して打合せ、浅草の国際劇場へ、母上・道子とで行くと満員で入れない、帝国舘へ入り、松竹大船の「婚約三羽烏」を見る、PCLなどゝは雲泥のよさ、島津のよさばかりではない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ヨオクシヤー北方の寒村ハワースの牧師舘に移る...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...二月十一日には、小石川音羽蓮光寺に喇叭の円太郎を掃墓して、春風や屋根に草ある朱き門三月廿九日は、ただ只管に平和ぞ恋しく、ありし日の寄席景情を偲べばとの前書下に、初席や梅の釣枝太神楽春の夜や花籠二つ鞠の曲春の夜の囃子の中の米洗ひやがて四月十三日と五月廿五日と、二ど焼かれた私たち一家は、羽後山村へ、ランプの村に起臥四ヶ月、折柄の月明には、佗びしき朽縁に端坐して、佗居うたた木村重松おもふ月風悲し重松ありしころの月と諷ひ、同じころ、現三笑亭可楽と、角舘町に於る、寄席芸術に関する講演に赴いて、偶々席上にて旧著『円朝』へ題句を求められた砌りには、東京(ふるさと)の寄席の灯遠き夜長かなと、即吟した...
正岡容 「寄席風流」
...蘭商舘各一絶がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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