...新宿追分(おいわけ)の舗道に向ってスピードをゆるめ...
海野十三 「暗号数字」
...たとえば銀座の舗道(ほどう)の上に立って...
海野十三 「階段」
...1銀座の舗道(ほどう)から...
海野十三 「地獄街道」
...人通りまばらなる舗道のうえを歩きだした...
海野十三 「第四次元の男」
...東京でも一―二をあらそう老舗(しにせ)です...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...四回この舗石の上を往復すると...
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」
...舗装しつくされた街路...
豊島与志雄 「ピンカンウーリの阿媽」
...二つの壁にはさまれてうねりくねってる長い舗石(しきいし)の路地があろうとは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それらの舗石は巧みに積み重ねられて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鳩居堂(きゅうきょどう)で方寸千言(ほうすんせんげん)という常用の筆五十本線香二束(にそく)を買い亀屋(かめや)の舗(みせ)から白葡萄酒(しろぶどうしゅ)二本ぶらさげて外濠線(そとぼりせん)の方へ行きかけた折であった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...磯部と琳琅閣は小石川伝通院前の青山堂と並びて人の知りたる老舗なり...
永井荷風 「古本評判記」
...さらばわが家わが老舗(しにせ)...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...踵(かかと)の高い靴が曲(まが)るかと思うくらい烈(はげ)しく舗石を鳴らして急いで行く...
夏目漱石 「永日小品」
...いずれまた明日(みょうにち)……それではお休み」ト挨拶(あいさつ)をして文三は座舗(ざしき)を立出(たちい)で梯子段(はしごだん)の下(もと)まで来ると...
二葉亭四迷 「浮雲」
...極めて生野暮な店舗許りがむさくるしく軒を並べてゐるので...
正岡容 「巣鴨菊」
...これをおのれらが経営する商舗で売るのは云うまでもない...
山本周五郎 「落ち梅記」
...闇の庭の舗道に飛び降りて...
夢野久作 「少女地獄」
...浅草二天門の老舗が取次いでいる四種類のみそを...
吉川英治 「押入れ随筆」
便利!手書き漢字入力検索