...清潔に掃除の行届(ゆきとど)いている地下舗道を下りていった...
海野十三 「宇宙尖兵」
...燥(はしゃ)いだ舗石(しきいし)のうえに...
徳田秋声 「爛」
...今では本舗「味の素」の特許権も切れたそうで...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...舗装道路の上に踊ってる衆人の足先を見る...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...牛の糞みたいにべっとりと舗石の上に残されていくが...
豊島与志雄著 「球体派」
...歩いてる舗石の数を――(偶数か奇数か)――数えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...踏み歩くその舗石(しきいし)は単なる石くれであると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...水たまりや泥濘(どろ)や投げ散らされ積み上げられた舗石(しきいし)などが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...舗石(しきいし)の防壁の後ろに潜んで並んでる狙撃(そげき)戦列兵や街路の角(かど)に集まってる狙撃国民兵らは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...女房は自ら自分の舗石(しきいし)と言ってる所にはえかかってる草を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今やコンクリートの舗道の上で...
中井正一 「美学入門」
...踵(かかと)の高い靴が曲(まが)るかと思うくらい烈(はげ)しく舗石を鳴らして急いで行く...
夏目漱石 「永日小品」
...下は舗石(しきいし)で敷きつめてある...
夏目漱石 「永日小品」
...老舗(しにせ)の小旦那といった風体で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お政が坐舗を出るや否(いな)や...
二葉亭四迷 「浮雲」
...新聞売り子達が声をからし舗道をうろつき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...旧(ふる)い菓子舗の軒へはいるのを遠くから見届けてから...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...菓子舗(かしや)の主(あるじ)に...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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