...道に舗石(しきいし)を敷く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...往ってお出(い)で」そこで許宣は舗を出て...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...街上では(寒気が厳しかったので)人々は各自の住家(すまい)の前の舗石の上や...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...青い静脈の見える腕を舗石の上に延ばして斃死したり...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...街路の舗石に鳴る馬の足音...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自由のためには舗石(しきいし)をもあげて戦う...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...明日プリューメ街の舗石(しきいし)の上で身体を拾われようとさ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...十間ばかりの街路は舗石(しきいし)をめくられた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...舗石(しきいし)の上には血がたまっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「舗石(しきいし)を家の中に運べ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当時都下に洋酒と洋食とを鬻ぐ店舗はいくらもあった...
永井荷風 「申訳」
...一本道路に面した店舗(てんぽ)になっていて裏庭は湖に面していた...
中谷宇吉郎 「私の生まれた家」
...道玄坂はアンコを流したような舗道だ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...その男は一昨日舗石を血に染めて窮迫と孤独のうちに一生を終えた...
久生十蘭 「黒い手帳」
...野暮な足音を舗道に響かせながらお濠端(ほりばた)の方へ歩いて行く...
久生十蘭 「魔都」
...コリャ失敬……文三です……何処(どこ)ぞ痛めはしませんでしたか」お政は何とも言わずにツイと奥坐舗へ這入りて跡ピッシャリ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...背の高い女は石の舗道を五六歩そのままの方向に歩いて行き...
山川方夫 「演技の果て」
...老舗(しにせ)の薬屋の前を通っては...
吉川英治 「新書太閤記」
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