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石川啄木 「一握の砂」
...道に舗石(しきいし)を敷く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...灼けつくやうな舗道のてりかえし...
心猿 「九月朔日」
...その日蔽いの下にあたる舗石の上に...
海野十三 「心臓盗難」
...二つの屋台をくっつけて謂(い)わばまあ店舗(てんぽ)の拡張という事になり...
太宰治 「男女同権」
...舗道の上になんだか棒のようなものを投げ出す...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...その可憐(かれん)な小さな子供が眠そうに舗石(しきいし)の上にすわり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこに舗石の小さな低い障壁をこしらえた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...十四 アンジョーラの情婦の名クールフェーラックはアンジョーラの傍(そば)の舗石(しきいし)の上にすわって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...帰途銀座島田洋紙舗にて腕くらべ用紙見本を一覧したれど思はしきものなし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...「溜池(ためいけ)の屋舗(やしき)の下水落ちて愛宕(あたご)の下(した)より増上寺(ぞうじょうじ)の裏門を流れて爰(ここ)に落(おつ)る...
永井荷風 「日和下駄」
...「牛肉(ギウニク)ノ人(ヒト)ニ於(オ)ケルヤ開化之薬舗(カイクワノヤクホ)ニシテ而(シカ)シテ文明(ブンメイ)ノ良剤(リヤウザイ)也(ナリ)」と言ひ...
永井荷風 「虫干」
...斜(はす)に舗石(しきいし)まで吹きおろして来る...
夏目漱石 「永日小品」
...その顔を見憶えてしまつた青年と舗道で擦れちがふたびに...
原民喜 「火の子供」
...それでも文三は渋々ながら坐舗(ざしき)へ這入(はい)ッて坐に着いた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...名だたる老舗が広告灯をいただくことになつたところで私はそれを揶揄ふつもりはない...
三好達治 「銀座街頭」
...私は左側の舗道から修治さんをみつめていました...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...これをおのれらが経営する商舗で売るのは云うまでもない...
山本周五郎 「落ち梅記」
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