...舌がもつれるのを避けるために...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...まだ舌がもつれる風で...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...舌がもつれるので「山オコゼは」が「ヤバオゴゼバ」とも聞こえるような気がした...
寺田寅彦 「物売りの声」
...なんだか舌がもつれるようで...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼がまわり舌がもつれるほどの思いですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「舌がもつれるうえにのぼせあがっていて...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...飯を返してやるから此処へ来やあがれ」中風ぎみで多少は舌がもつれるけれど...
山本周五郎 「雨あがる」
...言葉つきもやや舌がもつれるようであった...
山本周五郎 「風流太平記」
...舌がもつれる……しかもまだ烈々の侠血(きょうけつ)は唐草の五体に溢(あふ)れ返って見える...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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