...治乱興廃を問わず、強い意志を持って行動することが大切だ...
...歴史の勉強では、治乱興廃の時代背景を理解することも重要だ...
...国の命運を左右するのは治乱興廃を決める人物たちの行動だ...
...政治家は常に治乱興廃を意識して、国民のために行動しなければならない...
...この国の歴史は治乱興廃の繰り返しであった...
...国家の興廃旦夕にありと...
芥川龍之介 「骨董羹」
...「皇国の興廃この一挙にあり」云々(うんぬん)の信号を掲げたということはおそらくはいかなる戦争文学よりもいっそう詩的な出来事だったであろう...
芥川龍之介 「追憶」
...国家の興廃存亡は君臣御心を協せ能く御政事を御勤むるにあり...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...国家の興廃(こうはい)に関する重大事項じゃありませんか」「それに違いありませんが...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...一(いつ)にこの点に皇国の興廃(こうはい)が懸(かか)っているからだ」この話で見ると...
海野十三 「東京要塞」
...党の興廃ということを聞いては沈黙する訳にはいかないのである...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...その興廃の原因と結果とがはっきりと判ることによって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...世は南北朝の暗澹(あんたん)たる底流の上に立って興廃常なき中に足利義満等の夢幻の如き栄華は一時に噴火山上の享楽を世上に流通せしめた...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...興廃の大事な朝に...
太宰治 「新ハムレット」
...家康の第四子忠吉より義直に至って――この城を名古屋に移すまでの治乱興廃を考え...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆吹一国の興廃はその肩にかかっていると見るべきであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...要するに取捨興廃の権威共に自己の手中にはない事になる...
夏目漱石 「道楽と職業」
...八千石の大身の興廃に関わることと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文学はその興廃を国政とともにすべきものにあらず...
福沢諭吉 「学校の説」
...興廃の事蹟がまったく埋没したというのも信じがたく...
柳田國男 「地名の研究」
...綱宗逼塞による藩家の興廃が知りたいらしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ゆえに年二十歳(はたち)をこえれば、学問にかけてはもう立派な一人前のものを誰もそなえておる」「では、汝は、何を学んだ?」「上(かみ)は天文から下(しも)は地理にいたるまで、三教九流、諸子百家、古今の興廃、聖賢の書およそ眼を曝(さら)さないものはない」と秦はあえて大言を放った後で、「――呉の国ではいったい、何歳になったら学士として世間に通るのですか...
吉川英治 「三国志」
...目まぐるしい変遷と興廃を意味する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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