...治乱興廃を問わず、強い意志を持って行動することが大切だ...
...歴史の勉強では、治乱興廃の時代背景を理解することも重要だ...
...国の命運を左右するのは治乱興廃を決める人物たちの行動だ...
...政治家は常に治乱興廃を意識して、国民のために行動しなければならない...
...この国の歴史は治乱興廃の繰り返しであった...
...「皇国の興廃この一挙にあり」云々(うんぬん)の信号を掲げたということはおそらくはいかなる戦争文学よりもいっそう詩的な出来事だったであろう...
芥川龍之介 「追憶」
...国家の興廃(こうはい)に関する重大事項じゃありませんか」「それに違いありませんが...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...皇国ノ興廃ト東洋ノ平和ハ...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...一(いつ)にこの点に皇国の興廃(こうはい)が懸(かか)っているからだ」この話で見ると...
海野十三 「東京要塞」
...皇国の興廃にかかることとはいえ...
海野十三 「東京要塞」
...皇国の興廃この一戦にありといった感じだった...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...その興廃の原因と結果とがはっきりと判ることによって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...尤(もっと)も、古今武家盛衰記、諸家興廃記、翁草(おきなぐさ)等の記すところは少しく趣を異にしていて、隼人正の大坂脱出を九月十七日の夜であるとし、津山甚内を乳母の父津山喜内と云う者であるとし、それともう一人和田千之助と云う武士が扈従(こじゅう)して奥州へ落ち行き、津軽為信の内に知る人があったのを頼って密かにその家の客となり、幸運にも捜索の網を逃れて餘命を完うすることが出来た、現に津軽家の舊臣に杉山氏を称する者があるのは三成の子孫であるとも云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...それが特殊な事件や一家の盛衰興廃などにからまると...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...遊里の存亡と公娼の興廃の如きはこれを論ずるに及ばない...
永井荷風 「里の今昔」
...胆吹一国の興廃はその肩にかかっていると見るべきであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...興廃の運命が決するというものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一万二千石の小堀家の興廃となると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...古来わが国治乱の沿革により政府はしばしば改まりたれども、今日に至るまで国の独立を失わざりし所以は、国民鎖国の風習に安んじ、治乱興廃、外国に関することなかりしをもってなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...文学はその興廃を国政とともにすべきものにあらず...
福沢諭吉 「学校の説」
...その国の興廃にとって最も重大な戦争の確実な成果を失った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その興廃が常ならぬのであるから...
柳宗悦 「京都の朝市」
...一城一郡の興廃を...
吉川英治 「三国志」
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