...横浜の市場訪問は興味深い光景の連続であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...国境会戦等であたかも一八一二年ナポレオンの犯したと同じ不利を嘗めたのは興味深い事である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...女がどう云ふ風に扱はれて来たかと云ふ事を考へるには種々な暗示を与へ得る興味深い事実であらうと思はれます...
伊藤野枝 「嫁泥棒譚」
...いろいろな興味深い結果をもたらした実例に満ち満ちている...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...」「確かにたいへん興味深いお子さんかと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...もっとも興味深い一面を見せてくれる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...興味深い逸話を綴(つづ)り合せて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...同時に精緻(せいち)に暗くなっていくストラヴィンスキーを見るのは興味深い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...之からお話しようとする事件を一篇の興味深い探偵小説に仕組んで発表するでしょう...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...ともかく興味深いですが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...昨今極めて興味深い本がポツ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...それこそ興味深い読みものになることと思います...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...とくに「ボオタ」という嫁盗みの風習は興味深いものであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...音楽と劇の関係とか拍子木(ひょうしぎ)の音楽的価値と舞台表現の関係とかいうような、興味深いお話が、それからそれへと尽きませんでしたが、私はただもう上(うわ)の空で、ともすれば出かかる溜め息を押え押え御飯を口に運んでおりましたので、みんな忘れてしまいました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...その驚異的な新学説の原理原則と申しますのは、前にもちょっとお話しました通り、極めてわかり易い、女子供にでも理解され得るような、興味深い、卑近な種類のもので……その学説の原理を実際に証明すべく『狂人解放』の実験を初められた訳です……が……しかも、その実験は、もはや、ほかならぬ貴方御自身の御提供によって、申分(もうしぶん)なく完成されておりますので……あとに残っている仕事と申しますのは唯一つ、貴方が昔の御記憶を回復されまして、その実験の報告書類に、署名さるるばかりの段取りとなっておるので御座います」私は又も呆然となった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何となく興味深い...
横光利一 「欧洲紀行」
...東京では気づかれない興味深い記事が時々ある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...非常に興味深いものである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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