...なぜ又僕はかう云ふ小説に興味を持つてゐるか...   
芥川龍之介  「文芸的な、余りに文芸的な」 
...我々が特に興味を持つ2つの水道会社が供給していた種々のサブディストリクトにおける1849年および1854年の死亡率が比較されている...   
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」 
...私は顏に興味を持つてゐたのである...   
太宰治  「思ひ出」 
...房一は少からず興味を持つた...   
田畑修一郎  「医師高間房一氏」 
...その彼が房一に興味を持つにいたつたきつかけは...   
田畑修一郎  「医師高間房一氏」 
...何か個人に興味を持つようなファン意識やゴシップ的関心さえ捨てたら...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...お銀様の関ヶ原に興味を持つのは一日の故ではない――お銀様は関ヶ原合戦の歴史に於て...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...政治に興味の持てる時もあらば興味を持つであらう...   
中原中也  「我が詩観」 
...それも段々プロデューサー的なことに興味を持つやうになり...   
古川緑波  「古川ロッパ昭和日記」 
...どうしてかうも今の自分の生(せい)全体と無関係なことに興味を持つのか...   
北條民雄  「癩を病む青年達」 
...その仕事に興味を持つものだからであります...   
堀辰雄  「芥川龍之介論」 
...ベナは奇妙な所に興味を持つし...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」 
...それだけに動かされ易い感情の持主である照子にとつては自らの義侠を楯に割合に私の言ふことに興味を持つのです...   
牧野信一  「愚かな朝の話」 
...くつつける事にも多大の興味を持つて居るお米は...   
水上滝太郎  「大阪の宿」 
...紙は何が徳用だとか云ふやうなこま/″\した買物に興味を持つ時代もあるが...   
三宅やす子  「買ひものをする女」 
......   
三好十郎  「捨吉」 
...女を知るという事に興味を持つていなかつたなどとは言えない...   
三好十郎  「肌の匂い」 
...小船を漕(こ)がせて集まって来る遊女たちに興味を持つふうを見せる...   
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」 
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