...連日この問題に興味を抱くあらゆる有象無象(うぞうむぞう)たちが引っ切りなしに押しよせて...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...妙子の行動に対しては変に探偵的興味を抱くようになっていたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...男を懊(じ)らすことに特別な興味を抱く侍従の君が...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...私は強烈な好色的興味を抱くのである...
外村繁 「澪標」
...この貴島という男に私が強い興味を抱くようになつてしまつていた事である...
三好十郎 「肌の匂い」
...歴史に興味を抱くようになった女性の...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「あり得た」か「あり得なかった」かの問題に興味を抱く人に対しては...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...若い国文学者のうちにもし一人でも同様の興味を抱く人があったならばその人にこの研究をやり遂げていただきたいと思う...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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