例文・使い方一覧でみる「興」の意味


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...猿沢(さるさわ)の池が一目に見えるあの福寺(こうふくじ)の南大門(なんだいもん)の石段の上へ参りました...   猿沢の池が一目に見えるあの興福寺の南大門の石段の上へ参りましたの読み方
芥川龍之介 「竜」

...奮でボーツと眼先がかすんで...   興奮でボーツと眼先がかすんでの読み方
伊藤永之介 「押しかけ女房」

...非常な味を持ちまして...   非常な興味を持ちましての読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...賑やかに笑いじていた...   賑やかに笑い興じていたの読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...貞之助は途中から味のない顔つきをした...   貞之助は途中から興味のない顔つきをしたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼にとって大切で味があってぜひとも必要なもの...   彼にとって大切で興味があってぜひとも必要なものの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」

...その家が始めてつた時のことを遡つて書くから...   その家が始めて興つた時のことを遡つて書くからの読み方
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」

...いっこう味を催さないで...   いっこう興味を催さないでの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...やがて復する時のために手にふれる限りの本から叮寧にノートされていた事は...   やがて復興する時のために手にふれる限りの本から叮寧にノートされていた事はの読み方
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」

...正三はその風采にちよつと味を感じはじめた...   正三はその風采にちよつと興味を感じはじめたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...牡丹植ゑ君待つ家と金字して門(もん)に書きたる昼の夢かな明治末葉寛先生のはじめた新詩社の運動には国日本の積極性を意識的に表現しようとする精神が動いてゐた...   牡丹植ゑ君待つ家と金字して門に書きたる昼の夢かな明治末葉寛先生のはじめた新詩社の運動には興国日本の積極性を意識的に表現しようとする精神が動いてゐたの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...そういうところに味がつながっている...   そういうところに興味がつながっているの読み方
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」

...殊にこれが極下等な団扇であるだけにかへつてが深いので...   殊にこれが極下等な団扇であるだけにかへつて興が深いのでの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...こんな微細な作業から大きいこともしてゆく人間の精神への感が...   こんな微細な作業から大きいこともしてゆく人間の精神への感興がの読み方
宮本百合子 「ヴォルフの世界」

...どんなに味あり...   どんなに興味ありの読み方
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」

...此天才こそ透谷集に一種の味を与へて長く読書社会の賞讃を博すべき所以(ゆゑん)ならん...   此天才こそ透谷集に一種の興味を与へて長く読書社会の賞讃を博すべき所以ならんの読み方
山路愛山 「透谷全集を読む」

...今村宗(紫紅の兄)...   今村興宗の読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...このとき、退軍のさいにも、不死人の手下や、世王の部下は、さんざんに常陸領を掠奪して行った...   このとき、退軍のさいにも、不死人の手下や、興世王の部下は、さんざんに常陸領を掠奪して行ったの読み方
吉川英治 「平の将門」

「興」の読みかた

「興」の書き方・書き順

いろんなフォントで「興」

「興」の英語の意味

「興なんとか」といえば?   「なんとか興」の一覧  


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