...葉子も不思議にこの小柄な青年に興味を感じた...
有島武郎 「或る女」
...おんつぁんも勃凸も仕事に興味が乗ると普通の人間の三倍も四倍も働いた...
有島武郎 「骨」
...踊りには左程の興もなく...
石川啄木 「鳥影」
...文豪は岸を眺め大(おおい)に興じた...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...再興されても先代の椿岳(ちんがく)の手沢(しゅたく)の存する梵雲庵(ぼんうんあん)が復活するのではない...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...暁(あかつき)の街道(かいどう)銀座の表通りの復興店舗(てんぽ)もすっかり出来上り...
海野十三 「一坪館」
...子供らしい興奮が現われている...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...日本映画は新派悲劇的で興がなかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...これがために俄然として一の大平民国興り...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...井伊直弼が大獄を興せる後において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...事実思想善導と云っても国民精神作興と云っても...
戸坂潤 「思想動員論」
...御意見をお洩らし下されますよう――」斉興は...
直木三十五 「南国太平記」
...余興拝見の辛さを浸々味はひつゝ九時辞して...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...特に興味を引くことはない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...内容にはたいして興味がない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...肅殺なる秋野に興酣しておのづから吟(すだ)くがごとし...
横瀬夜雨 「花守」
...ついつい話と酒に興じてしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...興味のない詮索(せんさく)でもないかと思うので...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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