...芸術に興味のない...
芥川龍之介 「十円札」
...われ等は宗派的論争には興味を有(も)たない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...その夜は興ある座談に時が早く移った...
有島武郎 「フランセスの顔」
...非常な興味をもって私に尋ねられるのであった...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...一国一都市の勃興も滅亡も一人一家の功名も破滅も二十五年間には何事か成らざる事は無い...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...さらに強く興奮して...
海野十三 「火星兵団」
...それからというものは仕事の方に少しも興が乗って来なかった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...モーゼが民衆のたべ物の事にまで世話を焼いているのを興味深く感じた...
太宰治 「正義と微笑」
...岩谷はその時興津(おきつ)にいたんだわ...
徳田秋声 「縮図」
...いうならば現在の芸術小説――文壇小説の興味のなさに対する反動として生れて来...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...わたくしは白井がその創作の感興を忘れられたこの伝説から借り来つたことを聞いて...
永井荷風 「来訪者」
...医者は興(きょう)のない顔つきで...
夏目漱石 「思い出す事など」
...興味以上のものを汲みとって下されば...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...すべて食物に関する私の興味は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...私はひどく感興を覚え...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...我々は今いうような・何か・噛むような・興奮によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...紀伊家では頼興を糾問したが...
山本周五郎 「風流太平記」
...ついに古い偶像の再興は新しい偶像の破壊の陰に隠れた...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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