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饗庭篁村 「木曾道中記」
...一臺の俥が、今しも町の方から來て橋の上に差懸つたのだ...
石川啄木 「鳥影」
...今一つ新たに仙臺の友人へと鉛筆を執(と)つて見たが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...臺に接して流るゝ小利根川の上下二三十町の間は...
大町桂月 「川魚料理」
...土臺間違つて居る...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...酒井などから一々臺詞にまで口を入れられる事に就いて...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...ところ/″\に粗雜な休み臺がしつらへてあつたり...
近松秋江 「箱根の山々」
...馬を正しく境界の 465ほとりに驅るを得ざりしか? 轉囘するを得ざりしか?思ふに彼は車臺より地に落ち車輪破れしか?而して馬は暴れ狂ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...矢張り昔からの詰らない傳説を土臺として...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...物理學上研究論文の大部分はボーア派の獨り舞臺であつた...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...妻の機織臺の下に潛り込んで...
中島敦 「名人傳」
...燈臺下暗(とうだいもとくら)しだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...燈臺四つと行燈が二つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...贅澤過ぎるほどの舞臺裝置...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...臺所や子供部屋から離れてゐる爲めに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一等いゝ寢臺全部を用意して...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...長い、空しい幾夜かの野營の後の、寢臺...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...これが臺所と爐部屋の方へ...
吉川英治 「折々の記」
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