...しかしこの点においてはウォールデンの氷についてそうされた以上に致命的な欠陥がわたしの書いたものに見出されないならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...又之ほど致命的な問題はない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...最も致命的な決斷をとってしまうのである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それが致命的な病気の徴候だったのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...致命的な打撃を受けなければなりません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...たしかに他人に対しては致命的なものなのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...極めて致命的な年であったに違いない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてそれは癌という致命的な病気の名をつけられている...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...もう無駄な・忌わしい・いやそれどころか致命的な・ものにされていたのであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...致命的な深傷(ふかで)をうけている源六...
吉川英治 「江戸三国志」
...曹軍に致命的な損害を与えた土地の富豪の田氏(でんし)であった...
吉川英治 「三国志」
...致命的な事件に会わねばならなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...たしかに致命的なものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...致命的な破綻(はたん)をきたす禍(わざわ)いとならない限りもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...致命的なものになる...
吉川英治 「新書太閤記」
...致命的な欠陥である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...致命的な外聞になってしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...致命的な傷手をうけたため...
吉川英治 「宮本武蔵」
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