...上越の谷川岳では致命的な遭難が多く...
石川欣一 「山を思う」
...そもそも私の過去に致命的な打撃を与えた...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...カルシウムの多い水を使っている人たちには致命的な効果をもって猛襲し...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...しかしこの点においてはウォールデンの氷についてそうされた以上に致命的な欠陥がわたしの書いたものに見出されないならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「証拠を揃えず推理しようなど、致命的な誤りだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...盲目な「獣」の致命的な息を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その聖(きよ)き致命的な輝きのうちに集まっており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それこそ致命的な坂であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...致命的な力のように考えている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...現在の彼にとって如何に致命的なことであるかを...
中島敦 「プウルの傍で」
...致命的な一瞬でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...致命的な打撃を受けなければなりません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...たしかに他人に対しては致命的なものなのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...本質的な致命的な原因は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...何んだか強い弾丸に一発致命的な部分を射抜かれた様子である...
横光利一 「旅愁」
...曹軍に致命的な損害を与えた土地の富豪の田氏(でんし)であった...
吉川英治 「三国志」
...致命的な破綻(はたん)をきたす禍(わざわ)いとならない限りもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...致命的な深傷(ふかで)はまずないという...
吉川英治 「新・水滸伝」
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