...然し支那人の道徳生活乃至道徳思想の説明を今此處でつくすことの出來ないのは申す迄もない...
橘樸 「支那を識るの途」
...道術を修めるようになってから至道(しどう)と云う号を用いていた...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...「至道(しどう)物語」と云う一篇の書を作ってこれを宮地翁に送って来た...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...至道は河野の道号(どうごう)であるのは云うまでもない...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...宮地翁は河野の書いた「真話」と木村知義の書いた「至道物語」を出して見せた...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...「茲(ここ)に於(おい)て私の考えておりましたとおり至道の死去は...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...朝の読書はほんとうによい、碧巌第二則、至道無難、趙州和尚の唇皮禅に敬服する...
種田山頭火 「其中日記」
...谷至道さんの著『禪の極致を洒脱に説いた澤庵和尚』から(本書の題に關聯して)左の拔萃を拜借する...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...だがここで労働手段と云ったものの内には――生産手段に就いてはなお更のこと――ただに機械(乃至道具)が含まれるばかりではなく...
戸坂潤 「技術の哲学」
...田辺博士の道徳的生乃至道徳が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...例の超階級的な形式的な文化乃至道徳的な(非プロパー)文化統制に於ける...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...倫理乃至道徳に於ては現実主義となり...
戸坂潤 「辞典」
...至道は言語筆舌の必ず説き勧め喩(さと)し解せしめ得べきにあらず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...何となく至道をぼんやりと感じ得(真如)...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...榮壽軒梵譽利貞至道居士と法諡せられた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...「至道難なし、ただ揀択(けんじゃく)を嫌う...
柳宗悦 「工藝の道」
...禅語にも「至道無難」というが...
柳宗悦 「民藝四十年」
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