例文・使い方一覧でみる「至純な」の意味


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...彼は至純な光で世を照らし闇を散らし...   彼は至純な光で世を照らし闇を散らしの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...あらゆる「同情」の中の至純なものである...   あらゆる「同情」の中の至純なものであるの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...日光の重圧に 化石の痛苦味ひつゝある若者らにも母親の乳房まさぐる幼年の至純なる淫猥の皮膚感覚をとり戻し劫初なる淵(わだ)の面(おも)より汲み取れるほの黒き祈り心をしたゝらす……おんみ 天鵞絨の黒衣せる夜(よる)...   日光の重圧に 化石の痛苦味ひつゝある若者らにも母親の乳房まさぐる幼年の至純なる淫猥の皮膚感覚をとり戻し劫初なる淵の面より汲み取れるほの黒き祈り心をしたゝらす……おんみ 天鵞絨の黒衣せる夜の読み方
富永太郎 「夜の讃歌」

...最高の祭壇と真実にたいする至純な熱情とを捨てなかった...   最高の祭壇と真実にたいする至純な熱情とを捨てなかったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...この至純な問いをつづけることを怠り...   この至純な問いをつづけることを怠りの読み方
中井正一 「新しい神話を追い求めつつ」

...お前の至純な靈が發散する...   お前の至純な靈が發散するの読み方
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」

...至純な心根をもつた人であらう...   至純な心根をもつた人であらうの読み方
萩原朔太郎 「月に吠える」

...――既にして私は再び明朗至純なる文学青年としての心懐をとり戻してゐた折からであつたから...   ――既にして私は再び明朗至純なる文学青年としての心懐をとり戻してゐた折からであつたからの読み方
牧野信一 「熱海線私語」

...至純な恋の心がすつかりひねくれて了つた後で――つい近頃延子(島田)を想ふようになつたのであるが...   至純な恋の心がすつかりひねくれて了つた後で――つい近頃延子を想ふようになつたのであるがの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...少くとも鳥渡でも別れてゐる間は至純な恋心だけに浸り得るのであるから...   少くとも鳥渡でも別れてゐる間は至純な恋心だけに浸り得るのであるからの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...最高にして至純なる目的である...   最高にして至純なる目的であるの読み方
三好十郎 「俳優への手紙」

...よき作には至純な...   よき作には至純なの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...色調において至純な植物染料に勝った場合はほとんどない...   色調において至純な植物染料に勝った場合はほとんどないの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...至純な形、二、三の模様、それも素朴な手法...   至純な形、二、三の模様、それも素朴な手法の読み方
柳宗悦 「雑器の美」

...よき作には至純な...   よき作には至純なの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...これほど至純なる資料はじつは多くない...   これほど至純なる資料はじつは多くないの読み方
柳田国男 「山の人生」

...これは道のために熱中する至純な心を裏から言ったものであるが...   これは道のために熱中する至純な心を裏から言ったものであるがの読み方
和辻哲郎 「孔子」

...まことに至純な美しさで...   まことに至純な美しさでの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「至純な」の書き方・書き順

いろんなフォントで「至純な」


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日嗣   クラスト   中学卒業  

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