例文・使い方一覧でみる「至純な」の意味


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...彼は至純な光で世を照らし闇を散らし...   彼は至純な光で世を照らし闇を散らしの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...あらゆる「同情」の中の至純なものである...   あらゆる「同情」の中の至純なものであるの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...その時心を組み立つるものは至純なるもののみであり...   その時心を組み立つるものは至純なるもののみでありの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...この至純な問いをつづけることを怠り...   この至純な問いをつづけることを怠りの読み方
中井正一 「新しい神話を追い求めつつ」

...お前の至純な靈が發散する...   お前の至純な靈が發散するの読み方
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」

...至純な心根をもつた人であらう...   至純な心根をもつた人であらうの読み方
萩原朔太郎 「月に吠える」

...――既にして私は再び明朗至純なる文学青年としての心懐をとり戻してゐた折からであつたから...   ――既にして私は再び明朗至純なる文学青年としての心懐をとり戻してゐた折からであつたからの読み方
牧野信一 「熱海線私語」

...至純な恋の心がすつかりひねくれて了つた後で――つい近頃延子(島田)を想ふようになつたのであるが...   至純な恋の心がすつかりひねくれて了つた後で――つい近頃延子を想ふようになつたのであるがの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...少くとも鳥渡でも別れてゐる間は至純な恋心だけに浸り得るのであるから...   少くとも鳥渡でも別れてゐる間は至純な恋心だけに浸り得るのであるからの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...鏡の顔こそ臆病な至純な自分其ものである...   鏡の顔こそ臆病な至純な自分其ものであるの読み方
牧野信一 「白明」

...至純な愛が発露した時...   至純な愛が発露した時の読み方
宮本百合子 「偶感一語」

...最高にして至純なる目的である...   最高にして至純なる目的であるの読み方
三好十郎 「俳優への手紙」

...よき作には至純な...   よき作には至純なの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...至純な形、二、三の模様、それも素朴な手法...   至純な形、二、三の模様、それも素朴な手法の読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...よき作には至純な...   よき作には至純なの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...これほど至純なる資料はじつは多くない...   これほど至純なる資料はじつは多くないの読み方
柳田国男 「山の人生」

...これは道のために熱中する至純な心を裏から言ったものであるが...   これは道のために熱中する至純な心を裏から言ったものであるがの読み方
和辻哲郎 「孔子」

...まことに至純な美しさで...   まことに至純な美しさでの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「至純な」の書き方・書き順

いろんなフォントで「至純な」


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