...如何なる思想乃至理論も人間獣の依然たる限りは人間獣の一生を支配する能はず...
芥川龍之介 「小説作法十則」
...況して吾人の悟性乃至理性に映ずる世界の姿が此種の現實を離れ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...あれはまた『人間なるが故に』の提唱についての自覚乃至理解が深くないために...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...この認識乃至理論を...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...階級性は主として科学乃至理論の社会的規定を指す...
戸坂潤 「科学論」
...如何にも哲学(乃至理論)は哲学独特の固有な世界で...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実際カントでは自発性を有つものは感性ではなくて悟性乃至理性なのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それが――形式的に理解された――哲学乃至理論である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之が普通悟性乃至理性の仕事と考えられているものである...
戸坂潤 「辞典」
...人間の悟性乃至理性は...
戸坂潤 「辞典」
...――処が悟性乃至理性のこの不当な使用法から生じる幾多の論理的矛盾を...
戸坂潤 「辞典」
...悟性乃至理性自身の判断力によって合理的に訂正され進歩せしめられると考えられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...悟性乃至理性こそフランスの市民の自由を(平等や友愛と共に)保証する文化的権威に他ならなかった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...恰も悟性乃至理性自身の自由=自律の内に求めることを創案する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...悟性乃至理性の自己自由として...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...殆んど凡て科学乃至理論に関するものに限定されていた...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...一切の認識は体系乃至理論体系と無縁であることは出来ない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...『抱朴子』の至理の巻に...
南方熊楠 「十二支考」
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