...藝術を至上の人生とするものだからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...至上の悦をえさせたまへ...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「びるぜん祈祷」
...巧智に富めるクロノスの至上の子とし生(あ)れし我...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...『譽れ至上のアートレ,デー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さはれ至上の力あり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...喧騒(けんそう)してる蛮人らを煌々(こうこう)たる鎗でなぎ倒す至上の理性など――のうちに明滅する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...国家至上の道理、宣誓、政略、人間の裁判、職務上の清廉、地位の威厳、絶対に清い法服、などが装ういかめしい様子を、地上において絶えず見続けてきた後、下水道にはいってそれらのものにふさわしい汚泥(おでい)を見るのは、いささか心を慰むるに足ることである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さんたくるすさんたくるす遊樂至上のうみのうへ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...感傷至上の三昧は玲瓏たり...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...三人の母の彼女の至上の宝は夫であり...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...健康を享楽しながら読書するのは人生至上の楽しみなりと私は言おう...
平林初之輔 「伊豆の国にて」
...至上の・美しい・勇ましい・愛嬌ある・優しくして同時に強い・この徳を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかしこれに読み耽ることから我々の至上の宝ともいうべき陽気さと健康とを失うくらいならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに至上の善が宿っているとし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわち訴訟事などにかけては至上の権力をもっている人々との姻戚知己の関係をさえ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しばしばわたしに味わわせてくれた至上のうれしさの一つであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...征夷(せいい)大将軍――つまり将軍家という在来のものを、至上の職として、ひそかに、希望していたらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...至上のものに見えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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