...肉体を超えた精神至上の美がある...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...『靈山イデーの高きよりまつらふ至上のわが天父...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...巧智に富めるクロノスの至上の子とし生(あ)れし我...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...『譽れ至上のアートレ,デー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...だが夫はいずれも国防至上の精神からであった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...喧騒(けんそう)してる蛮人らを煌々(こうこう)たる鎗でなぎ倒す至上の理性など――のうちに明滅する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何故なら至上の肉体を彼は汚してしまつたのです...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...天皇は最高至上の人となつたと解釈しているのである...
蜷川新 「天皇」
...おんあい至上のおんちちははに裏切り...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...恋愛を(人生至上のものと思つたことはないが――)偶像視してゐる者であつた...
牧野信一 「小川の流れ」
...類を有する物は無類至上のものとはいえない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに至上の善が宿っているとし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あるときは万物をおおい包むところの至上の熱であるとした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...真の・至上の・兵学の師として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ローマ元老院および市民の至上の判断と推薦とによりてローマ市民権を受くるに足る者なれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...エウドクソスはそのともがらと共に快楽をもって至上の善であるとし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その在すがままで至上の中心なんだ...
山本周五郎 「新潮記」
...征夷(せいい)大将軍――つまり将軍家という在来のものを、至上の職として、ひそかに、希望していたらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
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