...いずれも日本通と自称する八名の中国人委員が...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...闇を走る怪獣「恐怖王」と自称する怪賊の正体は...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...それは皆「恐怖王」と自称する首魁(しゅかい)からゴリラ男と覚しき人物に送られた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...さすがに魔術師と自称する彼女であった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...松永と自称する男或(あるい)はその同伴者の手首に...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...「人々は医師と自称する誰であろうとも...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...乃木神社二十週(マヽ)年記念の博覧会(と自称するもの)が開催されてゐた...
種田山頭火 「行乞記」
...百貨店と自称するもの一軒...
種田山頭火 「行乞記」
...近代説話と自称する小説を多く書いた...
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」
...叔父は忙しい身体(からだ)だと自称するごとく...
夏目漱石 「こころ」
...――もし爆発して見給え――爆発するだろう――」迷亭はここに至って迷亭一流と自称する形容詞が思うように出て来ないので俗に云う竜頭蛇尾(りゅうとうだび)の感に多少ひるんで見えたがたちまち「活動切手などは何千万枚あったって粉(こ)な微塵(みじん)になってしまうさ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...」頭が痛いといふより他に病気と自称する自分の容体を発表する術はなかつたので...
牧野信一 「爪」
...公平な見識を抱けりと自称する人は...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...何よりも先に明らかに致して置きたいのは彼女……姫草ユリ子と自称する可憐の一少女が...
夢野久作 「少女地獄」
...その脳髄と自称する蛋白質の固形物(かたまり)自身が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「例の……兵学者なりと自称する奇怪な老爺のことですが...
吉川英治 「私本太平記」
...だから彼の自称する「善相人」というのも...
吉川英治 「源頼朝」
...「自然」を描くと自称する多くの作家を持っている...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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