...例の詩人らしいいい気な自惚れに没頭していると...
生田春月 「聖書」
...自惚れすぎているよ...
海野十三 「第五氷河期」
...好きなように自惚れているがいい...
海野十三 「地球要塞」
...そういう自惚れたことを思っている最中に...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...自分ならば往く所可ならざるはなしと自惚れ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ちっとも自惚れていないのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...自惚れあがった卑劣な醜怪な動物だけだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...社交界の花形と独りで自惚れてる陳慧君...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...自惚れている始末だ...
豊島与志雄 「私の信条」
...男の良い所と女の良い所とを兩つながら有(も)つてゐると自惚れてゐる怪物に成上つて了ふ...
中島敦 「かめれおん日記」
...自惚れるにおよばない」このへんでいいだろうと思って...
久生十蘭 「だいこん」
...とんだところに自惚れみたいな心があつて...
牧野信一 「鏡地獄」
...一種の自惚れを持つたのである...
牧野信一 「環魚洞風景」
...私は、自惚れて、その第一の方をとつて年寄に大変好意を感じました...
牧野信一 「砂浜」
...あんなことを小説に書いたもので子供らしい自惚れから...
牧野信一 「眠い一日」
...快く自惚れた僭越な眼で女の姿を眺めてゐました...
牧野信一 「晩春の健康」
...私のあられもない自惚れで...
牧野信一 「武者窓日記」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
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