...自恃心が強すぎて、周りの人に対して傲慢に振る舞ってしまう...
...自恃していると、自分の能力以上の仕事を引き受けてしまうことがある...
...自恃心が強く、他人の意見が気にならず自分勝手な行動をとる人は嫌われる...
...自己の能力に自信が持てるのは、自恃心があるからこそである...
...自恃しすぎると、周りの人たちから心配されることがある...
...それにつけては独立自恃の精神ほど大切なものは無いのである...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...独立自恃の精神のあるものは容易に他の援助や庇護を希はない...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...しかし援助を与へて庇護を加へらるべき第一の資格は此の独立自恃の精神の存在である...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...高橋健三は官報局の局長室に坐している時でも従五位勲何等の局長閣下でなくて一個の処士自恃庵(しじあん)主人であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...卓落不覊(ふき)なる処士高橋自恃庵は去って...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...豪放洒脱(しゃだつ)な官界の逸人高橋自恃庵が作った放縦自由な空気は忽(たちま)ち一掃されて吏臭紛々たる官場と化してしまった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...陸(くが)や浜田は早くも去って古川一人が自恃庵の残塁に拠(よ)っていたが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...自恃も自尊心も――すべて痛ましい愁嘆の氾濫に押し流されてしまった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...障子しめ自恃庵(じたいあん)とぞ号しける十二月十日 草樹会...
高浜虚子 「六百句」
...日々の自恃(じじ)の堆積である...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...自信も自恃(じじ)も失いつくしたのち...
中島敦 「李陵」
...人には自恃(じじ)があればよい!その余はすべてなるまゝだ……自恃だ、自恃だ、自恃だ、自恃だ、ただそれだけが人の行ひを罪としない...
中原中也 「山羊の歌」
...寛々たる自恃の色のほの見えるのは...
久生十蘭 「魔都」
...高橋自恃居士(じじこじ)も同じことだつたといふし...
正岡子規 「病牀六尺」
...彼は自恃の念にになわれているのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...自恃(じじ)の念をむしばんでゆくにつれて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
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