...前のアナウンスにより、各自席で待機していただくようお願いいたします...
...「だいたい――」田辺は自席から...
犬田卯 「瘤」
...やせたからだの老人が自席に立った...
海野十三 「海底大陸」
...自席からとびだした...
海野十三 「海底大陸」
...ドリー助教授は自席で目を白黒してあわてていた...
海野十三 「海底大陸」
...自席の方を注意している...
海野十三 「火星兵団」
...これを自席に帳簿を立ててその蔭で行うとか...
海野十三 「発明小僧」
...自席の方へ歩いて行った...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...一同自席から敬礼するのを軽く受けて席につく...
江戸川乱歩 「接吻」
...正造は自席にあって黙々とさわがしい周囲を眺めていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造が自席にもどるまで鳴り止まなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...みんな古池の蛙(かはづ)のやうに自席からのこのこ這ひ出して来た...
薄田泣菫 「茶話」
...僕が自席にかえってからも...
太宰治 「正義と微笑」
...騒々しくて聞えはしない」すると老紳士は自席にかえったが...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...彼は自席のところに倚(よ)りかかって窓の外へ腕(て)をぶら垂(さ)げたまま...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...其勃然として一たび自席を起つや口を開けば悪罵百出...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...先生はご鄭寧(ていねい)に、自席から、座敷の端(はし)の末座まで行って、慇懃(いんぎん)に一同に挨拶(あいさつ)をした上、今般は一身上の都合で九州へ参る事になりましたについて、諸先生方が小生のためにこの盛大(せいだい)なる送別会をお開き下さったのは、まことに感銘(かんめい)の至りに堪(た)えぬ次第で――ことにただ今は校長、教頭その他諸君の送別の辞を頂戴(ちょうだい)して、大いに難有(ありがた)く服膺(ふくよう)する訳であります...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ムーアは自席から顔をじっくり検分した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...自席に着いてどっと疲労を呼びおこした...
本庄陸男 「石狩川」
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