...それは自己目的と呼ばれる...
戸坂潤 「科学方法論」
...自己目的的であることを認めなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...それ自身が自己目的である所の自由なる人格の結合の世界なのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それが文化の価値と権威と威厳と自己目的性とを結果するならば...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...手段として用ゐられることなく自己目的としてのみ成立つもの...
波多野精一 「時と永遠」
...自己目的であり無條件的である...
波多野精一 「時と永遠」
...いかなる技術も形のある独立なものを作り出すものとして自己目的的である...
三木清 「哲学入門」
...人格として我々は自己目的である...
三木清 「哲学入門」
...人間は自己目的であると同時に手段であるという二重の性格のものである...
三木清 「哲学入門」
...まるでそれが生きる自己目的であるかのようにあの崖を顛落したりこの崖をよじったりしつついる有様には...
宮本百合子 「観念性と抒情性」
...彼らはカントのいわゆる自己目的のために存在する独立の人格者でなくて...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...実践においては絶対的の自己目的となって...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
...第三はこの共同態において得られる成果が自己の人格や生を高めるという自己目的的なものであって...
和辻哲郎 「孔子」
...最後は第三の学問修養の自己目的性についての二章である...
和辻哲郎 「孔子」
...学問の自己目的性をあらわにするものはない...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索