...彼は自己本位な人だから、チームのためにはならない...
...自己本位な考え方では、人間関係が壊れることがある...
...自己本位になりすぎると、周りの人たちから疎まれるかもしれない...
...そんな自己本位な行動をするなんて、彼女は自分勝手だ...
...自己本位な考え方では、自分の欲求を優先させることが多い...
...思想を裏書するからといふやうな自己本位の立場からでなく...
稲垣巖 「父八雲を語る」
...社会本能が退化すれば人は自己本位となり...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...団体生活をする者の一人一人が自己本位になり...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...皆この本能の命ずるところに従うてことごとく自己本位になり...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...自己本位の行動が増し...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...めいめいの了見が自己本位的になるために...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...この自己本位の世の中に...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...時には社会本位になつたり自己本位になつたりする...
田山録弥 「社会と自己」
...地震の科学的研究に従事する学者でも前述のような自己本位の概念をもっていることは勿論であるが...
寺田寅彦 「地震雑感」
...明らかに好意的というよりもむしろ自己本位の同情心が動いていた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...急に自己本位の能力を失って外から無理押しに押されて否応(いやおう)なしにその云う通りにしなければ立ち行かないという有様になったのであります...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...漸々(ぜんぜん)自己本位を思想行為の上に輸入すると...
夏目漱石 「三四郎」
...また働かないというはなはだわがままな自己本位の家業になっている...
夏目漱石 「中味と形式」
...本来が自己本位であるから...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...ことごとく自己本位になっていた...
夏目漱石 「門」
...どうも、人間つてものは、自己本位で、医は仁術なりと、口では云つてゐても、レコード一つ聴けない島流しの生活は、やつぱり僕には駄目です...
林芙美子 「浮雲」
...松村彼自らも亦自己本位である...
平出修 「瘢痕」
...貪慾で卑俗で自己本位な世界から...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
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