...これは実に了解し難い自家撞着である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...過去におけるそれを言わないのは自家撞着の甚だしいものだというのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...いはゆる自家撞着(じかどうちやく)ではないかと...
伊東忠太 「誤まれる姓名の逆列」
...明らかに自家撞着(じかどうちゃく)でなければならぬ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...2.彼は自家撞着してゐる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...3341.そは一見自家撞着の如くにして實は然らず...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...自家撞着してゐますぜ...
太宰治 「お伽草紙」
...また前に書いたことと自家撞着(じかどうちゃく)するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる...
寺田寅彦 「随筆難」
...個々分離・自家撞着の事業をばその儀型のうちに溶解しこれを圧搾して当時英俊豪傑が竜顛虎倒の分子は尋ぬるに痕(あと)なく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...併し其れは懷疑説の自家撞着である...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...自家撞着の甚しいものだ...
豊島与志雄 「塩花」
...自家撞着(どうちゃく)をきたし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自家撞着という意味でなく...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...したがって褒貶(ほうへん)の私意を寓(ぐう)しては自家撞着(じかどうちゃく)の窮地に陥(おち)いります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...といふ自家撞着に堕ちたといふ点も考へられる...
水野葉舟 「言文一致」
...笑うに余りある自家撞着である...
柳田国男 「雪国の春」
...すべての自家撞着(じかどうちゃく)から脱却して...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は自家撞着に陥っているのでなければならぬ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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