...これは作者として相当自信を持って書いたものである...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...それほど祐吉は彼の受信機の能力については強い自信を持っていた...
海野十三 「放送された遺言」
...自分の文学の鑑識眼にかなりの自信を持っていたというわけなのである...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...君たちに自信を持ってもらいたくて...
太宰治 「乞食学生」
...或いは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです...
太宰治 「人間失格」
...よほどの自信を持っている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...内々自分の容貌(ようぼう)に自信を持っていたかららしいのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...私としても説法するほどの自信を持っていなかった...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...今度は相当の自信を持って...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...自信を持っています...
豊島与志雄 「反抗」
...幾分か自信を持っているのである...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...小屋へ帰れば麦の飯と焼餅とを腹いっぱい食い得る自信を持っているからであるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...女に対して自信を持っていなかった...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...「馬鹿な自信を持ってかえって不安の淵(ふち)に足を踏み入れぬように用心した方が好(い)いだろうよ...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...プッチーニはそれ程「お蝶夫人」に自信を持っていましたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...私の声が美しいことも自分でも自信を持っていましたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...沖縄の人たちはもっと自信を持って...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...国語に対する理解についても相応の自信を持っている一人です...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
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