...しかも園が……清逸が十二分の自信をもって掴みうべき機会を……今までの無興味な学校の課業と...
有島武郎 「星座」
...こんな形のものはありません」帆村は自信をもっていった...
海野十三 「宇宙戦隊」
...「僕はこの計画に自信をもってはいなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...自信をもって顧客に進めることが出来ません...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...わたしはわたしの実験によって少なくともこういうことをまなんだ――もし人が自分の夢の方向に自信をもって進み...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...人柄の相違というものに自信をもっているからであろう...
中島敦 「牛人」
...そうしてこの疑問には誰も自信をもって答える事ができないのだと思った...
夏目漱石 「こころ」
...それはわれわれのような捜査の垢を舐めつくした人間だけが自信をもっていいうるのです...
久生十蘭 「魔都」
...いかなる自信をもって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...自信をもってキズにしないでとってぬって(くけるのですって)あげるが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「心の乱れには理性をもって・運命には自信をもって・法規には自然をもって・あたれ」といった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自信をもっていった...
吉川英治 「上杉謙信」
...尊氏も自信をもって...
吉川英治 「私本太平記」
...――恐らくは、蜂須賀村の衆であろう」「では、いよいよ、義龍様を、稲葉山からお取除(とりの)けと、ご決意を遊ばして」「そうだ」と、十兵衛は、自分の判断に、自信をもって、強く頷(うなず)いてみせたが、暗澹(あんたん)と、唇を噛んで――「……だが、道三様のお考えどおりに、巧くは運ぶまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...それは義元がいよいよ自信をもって計画を進めつつある天下統一の覇業に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いや、その方面は、御懸念には及びません」時折、本陣へ見える木下藤吉郎は、自信をもって、しきりというが、信長は不安だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自信をもってお迎えしたわけでござる」「御明察...
吉川英治 「新書太閤記」
...われわれは自信をもって日本文化の権利を主張し得ただろうにと思う...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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