...……それを、わるいとは私も申してはいず、ただ、まだほんとの平和の世ともおもえぬほどに、時を待つがよいと、若い心をなだめてはおりますものの、さて、あの賢(さか)しさで、いつまでこの退屈な山里に、私と一しょに、水仕事をしたり、読書したり、鳥の声のみ聞いていましょうか……」尼は、自信なげに、云いむすんで、ふとまた、自分のその年頃を、思いめぐらしているような眉であった... 吉川英治 「新書太閤記」
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ランダム例文:すり生姜 威嚇的 珪
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