...浦山老人自作の『夕ぐれに』の替歌を聞かせ申さむとて...
大町桂月 「十和田湖」
...自作の浄瑠璃にせつせと句読点を打つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...自作の諷刺詩を一つ二つ朗読して聞かすと...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それは沁園春(しんえんしゅん)の調にならってこしらえた自作の歌であった...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...ヴェーラ・イオーシフォヴナはお客の前で自作の小説を...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...自作の曲の一つをやってみながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...宮廷音楽団が毎週催す定期演奏会で自作のピアノ協奏曲(コンセルト)を一つひいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...侮辱的な調子で現在の自作のことを話した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は自作の像を眺めながら発見するのである...
豊島与志雄 「女客一週間」
...自作の聖譚曲(オラトリオ)を指揮し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ダンディの自作の「山の詩」をひいたピアノ・レコードがフランスにあるが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...戯作者がそんなに一日も早くと自作の開板を争って...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...早速ノートを持出して來て自作の詩を朗讀し...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...……」こんな自作の文章を...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...五百は自作の歌を書いたので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...半自作のあまり豊かならぬ農家だったので...
山本周五郎 「日本婦道記」
...こう自作の即興を歌ったのであった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...頭巾の裡に縫いこめてある自作の詩を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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