...自作の句を書き加へた...
芥川龍之介 「孤独地獄」
...白居易(はくきよい)などが老嫗に自作の詩を読み聴(き)かせたと云ふのも...
芥川龍之介 「雑筆」
...自作の肖像を殘せりと...
大町桂月 「房州の一夏」
...自作の諷刺詩を一つ二つ朗読して聞かすと...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...自作の註釈(ちゅうしゃく)をした事は無い...
太宰治 「自作を語る」
...マイダーノフが自作の詩を朗読すると...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...自作の女人像に眺め入ることが多かった...
豊島与志雄 「女客一週間」
...彼は自作の像を眺めながら発見するのである...
豊島与志雄 「女客一週間」
...祖母の父の自作の丸本をも私は見たいと思ったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...わたくしは自作の小説については全く言う事を避けた...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...初めて自作の「下女の舞踏」を指揮し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ダンディの自作の「山の詩」をひいたピアノ・レコードがフランスにあるが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...戯作者がそんなに一日も早くと自作の開板を争って...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...早速ノートを持出して來て自作の詩を朗讀し...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...ご存じあらば自作の詩集を一冊購いたまえといい...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...五百は自作の歌を書いたので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...十二時を過ぎると例の自作の朗読などが始まるのだが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...こう自作の即興を歌ったのであった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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