...他国の人これに死したる石塔(せきたふ)今も所々にあり、おそるべし/\...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...今にいたりても神(しんれい)の明々たる事おそるべし尊(たうと)むべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...うむ、さすれば川へ落したのは、十一文にきわまった、惜しい、いかにも、惜しい、十一文といえども国土の重宝、もしもこのまま捨て置かば、かの十一文はいたずらに川底に朽ちるばかりだ、もったいなし、おそるべし、とてもこのままここを立ち去るわけにはいかぬいかぬ、たとえ地を裂き、地軸を破り、竜宮(りゅうぐう)までも是非にたずねて取返さん、とひどい決意を固めてしまった...
太宰治 「新釈諸国噺」
...酒毒おそるべし/\...
種田山頭火 「其中日記」
...「後世おそるべし」けれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...後世おそるべしとは言いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...後生(こうせい)おそるべしだなあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...可怖(おそるべし)...
南方熊楠 「十二支考」
...と云われた貴方の言葉を思い出し可怖(おそ)るべしおそるべしと毛穴から油あせを感じた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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