...自余の諸問題は殆んど無意義なるが如き感がある...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...プロイセン王国 人口 二千八百三十一万八千四百七十人新教宗徒 一千八百二十四万四千四百五人ローマ宗徒 九百六十二万三百二十六人自余ヤソ諸派 八万二千三十人一...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...自余の諸国になんで一指を西蔵(チベット)に染むるを欲するものがあろう...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...幾金なりや――スコリコ?自余は手まねと表情...
谷譲次 「踊る地平線」
...自余のブルジョア的...
辻潤 「錯覚自我説」
...自余(あと)は大概締めてあった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それから自余(あと)の二人も満更知らぬ顔ではない...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...かつ唱道せんとしておられる自余のすべての議論は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自余の五人ばかりの仲間は当時それぞれ町を引きあげてしまっていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自余(コノホカ)大和屋...
永井荷風 「上野」
...従つて自余は古くから舟楫の便を日本海へ通じてゐるほかは春北風の潮風をこの奥地に迎へ...
中村憲吉 「三次の鵜飼」
...それを自余の全体との連関において把握しようと努力した点である...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...もちろん自余(じよ)のことはいっさい不明で...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...自余の行もはげみて...
三木清 「親鸞」
...自余は皆黒白二酒に擬(ぎ)す 云々とあって...
柳田国男 「海上の道」
...自余の一般内務を奉行し...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしなお自余の持鉢行路者(じはつこうろしゃ)は捕縛せられなくてはならなかった(天平三年詔)...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...何ゆえに直ちに自余の価値を放擲(ほうてき)しないか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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