...私は自任の責任で行動します...
...自分がやるべきことは自任するべきだ...
...今回の失敗は自任の不備があったためだ...
...彼女は自任の強さを武器に成功を手にした...
...自任の力で目標を達成するために、努力し続けよう...
...出家に堪へる者のみ眞正に神を求める者を以つて自任することを許されてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...かの『真理の探求者』を以て自任する若き人々さへこの問題を取り扱ふ時にあつて起り来る矛盾に対し徒らに唸くのみである...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...俳句を作るものは俳句を以て最も尊い文芸であると自任する要がある...
高浜虚子 「俳句への道」
...一行の代弁をもって自任している饒舌家が口を切った...
谷譲次 「踊る地平線」
...但だ我輩は閣下が日本モルトケの自任ありて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...但だワルポールは初めより正人君子を以て自任せず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其第三は彼れが自任自信の極めて高きを説明し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...但だ我輩は閣下が日本モルトケの自任ありて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...未来の劇作家を以て自任してる或る大学生と...
豊島与志雄 「小説中の女」
...通人(つうじん)を以て自任(じにん)する松風庵蘿月宗匠(しょうふうあんらげつそうしょう)の名に愧(はじ)ると思った...
永井荷風 「すみだ川」
...ともかく相当の悪党を以て自任しているらしいがんりきが...
中里介山 「大菩薩峠」
...百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)に上(のぼ)りつめたと自任する人間の自惚(うぬぼれ)はまた急に脱落しなければならない...
夏目漱石 「思い出す事など」
...奥方の方でも天下の賢妻をもって自任しておられる事と存じます...
夏目漱石 「創作家の態度」
...大方断わるだらうと思つてるんです」「さう自任してゐちや困る...
夏目漱石 「それから」
...我々は自(みずか)ら相応に鑑賞力のある文士と自任して...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...古風を以つて自任するわたしは...
秘田余四郎 「字幕閑話」
...想像の堅実で永久的かつ首尾一貫した原理にのみ由来すると自任する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...かくも多数の経済学者をもって自任する人々が...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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