...力が無くなりそうになると仰向(あおむけ)に水の上に臥(ね)て暫(しば)らく気息(いき)をつきました...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...浮世離れし茅店に川臥して...
大町桂月 「房州紀行」
...あちらの障子の方に臥(ね)てゐた老人はいかにもほくほくとして...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...墓(はか)の中(なか)に臥(ね)てゐる時分(じぶん)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...藤野のほかに三四人が一組になって山小屋に二週間起臥(きが)を共にした...
寺田寅彦 「花物語」
...しかしあんな奴の視線を常住坐臥に意識していなければならないとすれば...
外村繁 「日を愛しむ」
...この間にあって道庵先生は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の思いをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...さだめて我々が行住坐臥(ぎょうじゅうざが)のだらしのないところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...一日中忙しい用事がたくさんあって、それらが一応巧く片附いて、草臥れはしたが、気持よく草臥れたという日には、たいていの人が、夜は「じゃあ、おれはもう寝るぞ」といって床にはいる...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...ベッジパードンのコックネーに至っては閉口を通り過してもう一遍閉口するまで少々草臥(くたびれ)るから開口一番ちょっと休まなければやり切れないくらいのものだ...
夏目漱石 「倫敦消息」
...」と草臥(くたびれ)もしない私の主人は云つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...一日汗を流して労働した者が労働がすんでから湯に入るのは如何にも愉快さうで草臥(くたびれ)が直るであらうと思はれるがその他の者で毎日のやうに湯に行くのは男にせよ女にせよ必ずなまけ者にきまつて居る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「文久三年癸亥七月七日の、病中乍臥書す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...己は恐る恐る身を臥所(ふしど)に倒す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「待ち草臥(くたび)れたぜ...
山本周五郎 「ひとでなし」
...ついにはあまりの涙に枕もあがらぬ病(やまい)の床に臥(ふ)してしまった...
吉川英治 「黒田如水」
...また道号を臥龍先生と称して...
吉川英治 「三国志」
...予も久々で安臥(あんが)しよう」赤岸坡(せきがんは)から引っ返して...
吉川英治 「三国志」
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