...臀部(でんぶ)を撫(な)で...
海野十三 「西湖の屍人」
...アノ通リノ形状ヲシテ真正面ニコチラヲ向イテイル臀ガアッタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...薄着の下にほぼ在りどころが窺(うかが)われる肩や臀(しり)のむっちりとした肉置(ししお)きは...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...………そして彼等は一度に臀を振り出しました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...雑仕婦は臀(しり)へ油紙を宛(あ)てがうときお庄に話しかけながら笑った...
徳田秋声 「足迹」
...妙な眼付をして私のお臀を叩いたりなさるんです...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...彼の言葉に従えば臀(しり)にしびれが切れてくるようなときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...嘶(いなな)きつつ通りかかる夢想の臀(しり)に飛び乗って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其処へどっかと臀をついた...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...彼女のどっしりと落付いたお臀に対して...
豊島与志雄 「理想の女」
...館野はこつそり僕の臀をつゝいた...
長塚節 「開業醫」
...蔓(つる)のある煤(すゝ)けた鐵瓶(てつびん)が自在鍵(じざいかぎ)から低(ひく)く垂(た)れて焔(ほのほ)を臀(しり)で抑(おさ)へた...
長塚節 「土」
...彼氏のお臀(しり)のまはりに...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...奴の臀部を目がけて...
牧野信一 「三田に来て」
...その間に漸く私の進歩はその臀部から背筋を逼つて首根に達し...
牧野信一 「夜見の巻」
...また臀(しり)を咬むと相手またこれに返報し...
南方熊楠 「十二支考」
...たとえ人がお臀のことを仰有っても...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...以前の配偶たりし斑馬と同様の斑紋を臀部より大腿部にかけて止(とど)めし仔馬を生みたるを以て...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
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