...膠質の多い食品を食べると、便通が良くなる...
...膠質は肌のハリや弾力を保つのに重要な成分です...
...病気によっては、膠質が脳や神経の機能に影響を与えることがあります...
...膠質は、水分を保持する働きがあるため、料理に使うと食感が良くなります...
...食物繊維の中には、膠質が豊富なものもあります...
...膠質(こうしつ)化学の方面からの理論的興味は別としても実用方面からの研究もかなり多岐にわたって進んではいるがまだ分らないことだらけである...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...墨汁の膠質粒子(こうしつりゅうし)は外からはいる黴菌(ばいきん)を食い止め...
寺田寅彦 「自由画稿」
...またわずかな含有灰分の相違が炭の効果に著しい差を生ずることも可能なのは他の膠質現象(こうしつげんしょう)から推して想像されなくはない...
寺田寅彦 「自由画稿」
...化学的の分析と合成は次第に精微をきわめて驚くべき複雑な分子や膠質粒(こうしつりゅう)が試験管の中で自由にされている...
寺田寅彦 「春六題」
...歴史的社会に於ける生産機構の膠質物である上部構造としての文化を指向するもので...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...この土の膠質学的の特殊の性質によるものと考えておられたのであった...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...それより膠質の物理的性質の研究に霜柱のような妙なものを特に選ばれたという点が問題なのであるが...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...その中間の姿即ち粉体や膠質の性質は兎角(とかく)物理的な研究の範囲外に取り残されている傾向がある...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...墨を炭素の膠質(コロイド)と見る立場から実験を進め...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...墨汁は炭素の粒子の表面が膠で包まれたいわゆる「保護膠質液」である...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...即ち膠質(コロイド)であって...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...先ず膠質物理学方面の測定技術を修得するような実験を言いつけられた...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...先ず膠質物理学の色々な技術に慣れるようにという御話があった...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...先生はフロインドリッヒの膠質学の上下二巻千五百頁もある読みづらい本をこくめいに読んでおられた...
中谷宇吉郎 「寅彦夏話」
...主として微粒子と膠質とである...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...この微粒子と膠質とが...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...膠質体(かうしつたい)のことをも少し詳しくやってからでなければわかりません...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...梅の皮には膠質多きもの故梅を皮ともにながく煮れば自ら凝結する性あり...
村井弦斎 「食道楽」
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