...道中記と同じく旅行文学として有名な「東海道中膝栗毛」も読んでみたい...
...ブラ/\と面白(おもしろ)き空想を伴(つれ)にして堤(どて)を北頭(きたがしら)に膝栗毛(ひざくりげ)を歩(あゆ)ませながら...
饗庭篁村 「隅田の春」
...……又膝栗毛で下司ばる...
泉鏡花 「遺稿」
...續膝栗毛善光寺道中に...
泉鏡花 「遺稿」
...続膝栗毛善光寺道中に...
泉鏡花 「遺稿」
...何遍でも読んで飽きないと云へば、外のものも飽きないけれども、幾ら繰返してもイヤにならなくて、どんなに読んでも頭痛のする時でも、快い心持になるのは、膝栗毛です...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...そこへ投出した膝栗毛を差覗(さしのぞ)き...
泉鏡花 「歌行燈」
...膝栗毛を見て泣くものがあろうかい...
泉鏡花 「歌行燈」
...膝栗毛を正(しょう)のもので...
泉鏡花 「歌行燈」
...あとを膝栗毛で帰る途中であった...
泉鏡花 「歌行燈」
...改良謙信袋(かいりやうけんしんぶくろ)の膝栗毛(ひざくりげ)を...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...同気相求める三人の変物揃(ぞろ)いで東海道を膝栗毛(ひざくりげ)の気散じな旅をした...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...東海道中膝栗毛のこと十遍舎(ぺんしゃ)一九の書いた『東海道中膝栗毛(ひざくりげ)』という書物をご存じでしょう...
高神覚昇 「般若心経講義」
...今一つ交野で読んだものに一九の『膝栗毛』等がある...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一九(いっく)の『東海道中膝栗毛』初編には「ヒイン/\」または「ヒヽヒン/\」など見えている...
橋本進吉 「駒のいななき」
...此旅竟に膝栗毛の極意を以て終れり...
正岡子規 「かけはしの記」
...艶物が得意で一方「膝栗毛」のようなチャリも利く...
山本笑月 「明治世相百話」
...その弟の宮古太夫とかけ合いの「膝栗毛」がまた絶妙...
山本笑月 「明治世相百話」
...――馬は仆れても虎之助の膝栗毛(ひざくりげ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
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