...腹立がましいことを言うなよ...
...彼女の腹立ちは俺が悪いんだ...
...相手の腹立を買いたくないから、気をつけるように...
...腹立が収まらないときは、スポーツで発散するといいよ...
...腹立を抑えるために深呼吸をすると効果的だと聞いたことがある...
...(註三)とにかく平四郎は腹立ちまぎれに伝吉へ斬りかけたのに違いない...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...急にむかむか腹立たしく...
太宰治 「女生徒」
...かうして生きてゐてどうなるのか、どうすればよいのか、今更のやうに、自分の無能無力が悲しかつた、腹立たしい...
種田山頭火 「其中日記」
...「なんてまだ赤ん坊なんだろう!」私は腹立たしくもありおかしくもあった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...腹立たしくもなるのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...そしてとりとめもなくおたかとその周囲とのことを腹立たしく思い起していた時...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...そのお腹立を和(やわ)らげ...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐らく誰にも腹立たしい...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...銭勘定をしながらびくびくして飲んだ事に腹立たしくなる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...……どうぞお腹立ちにならないでちょうだい...
久生十蘭 「魔都」
...築地のきん楽へ、ビクター岡の招待、川口松太郎と三益同席が既につまらんところへ新橋芸妓の不礼さに呆れ、腹立つ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...腹立たしいものを感じたりした...
北條民雄 「道化芝居」
...ひとり腹立たしく口の中で叫んでいた...
正岡容 「寄席」
...『今(いま)云(い)つた通(とほ)りさ』と海龜(うみがめ)は腹立(はらだゝ)しげに答(こた)へました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...「――誰だい、かんじんな所で、吹き出したやつは」奈都子を取り逃がして、引っ返して来た神学生の今村は、腹立たしそうに、仲間のものに当りちらした...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...軽い腹立たしさを感じて...
吉川英治 「くせ」
...「どこへ?」腹立たしげに反問すると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...君は一体気違いなのか』中田は思わず腹立ちまぎれに怒鳴った...
蘭郁二郎 「自殺」
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