...ふと眼をさますと腹工合が変だ...
大杉栄 「獄中記」
...あれからお腹工合がお惡かつたと聞きましたが...
高濱虚子 「俳諧師」
...やっと腹工合(はらぐあ)いがよろしくなりましたと言って...
太宰治 「斜陽」
...それにどうしたことなのか数日前から腹工合が悪く...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御馳走責で腹工合が悪かつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...腹工合は悪かつたが行乞相は良かつた...
種田山頭火 「行乞記」
...ちよんびり焼酎を飲んだら腹工合があやしくなつた...
種田山頭火 「行乞記」
...腹工合が悪いので...
種田山頭火 「行乞記」
...樹明君は腹工合がいけなくて頭があがらない...
種田山頭火 「其中日記」
...何となく腹工合が悪い...
種田山頭火 「其中日記」
...先日から麦飯――米麦半々――にしたので腹工合が至極よろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...さすがに今朝は腹工合がよくない...
種田山頭火 「其中日記」
...院長は子供の腹工合を撫でて見ながら...
徳田秋声 「黴」
...余はこの時どう云う腹工合かちょっとこの邸内を覗(のぞ)いて見たくなった...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...全く腹工合のせいに相違ない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...腹工合(はらぐあい)はいっぱいだった...
林芙美子 「貸家探し」
...「少し腹工合が悪いからよそう」といった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...熱は平熱となったが腹工合は依然悪く...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
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