例文・使い方一覧でみる「腰蓑」の意味

...腰蓑（こしみの）は薄い黄色（きいろ）である... 腰蓑は薄い黄色であるの読み方
芥川龍之介「少年」

...腰蓑（こしみの）で村雨（むらさめ）が隣の店に立っているか... 腰蓑で村雨が隣の店に立っているかの読み方
泉鏡花「伊勢之巻」

...腰蓑（こしみの）を附けたのが滅法好い形... 腰蓑を附けたのが滅法好い形の読み方
江見水蔭「悪因縁の怨」

...青い藺の腰蓑がひとつ... 青い藺の腰蓑がひとつの読み方
太宰治「逆行」

...青い藺（い）の腰蓑（こしみの）がひとつ... 青い藺の腰蓑がひとつの読み方
太宰治「逆行」

...腰蓑を濡した鵜師の休みなき動作... 腰蓑を濡した鵜師の休みなき動作の読み方
中村憲吉「三次の鵜飼」

...船にはきっと腰蓑（こしみの）を着けた船頭がいて網を打った... 船にはきっと腰蓑を着けた船頭がいて網を打ったの読み方
夏目漱石「道草」

...れいの凝性（こりしょう）で本式に腰蓑一つになって丈一の継竿（つぎざお）をうち振りうち振り... れいの凝性で本式に腰蓑一つになって丈一の継竿をうち振りうち振りの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...... の読み方
三好達治「短歌集　日まはり」

...あるいは用途に準じて「腰蓑」とか「馬蓑」とか名づけ... あるいは用途に準じて「腰蓑」とか「馬蓑」とか名づけの読み方
柳宗悦「蓑のこと」

...一つはあの浦島太郎がつけているような総々（ふさふさ）とした腰蓑（こしみの）（まえあて）である... 一つはあの浦島太郎がつけているような総々とした腰蓑であるの読み方
柳宗悦「陸中雑記」

...腰蓑（こしみの）一つであるき廻ったほどの自然児が... 腰蓑一つであるき廻ったほどの自然児がの読み方
柳田国男「海上の道」

...腰蓑の鋭さに水滴を弾いて... 腰蓑の鋭さに水滴を弾いての読み方
横光利一「鵜飼」

...そこらにあった腰蓑（こしみの）をまとって... そこらにあった腰蓑をまとっての読み方
吉川英治「私本太平記」

...腰蓑（こしみの）などを持ち出して来て... 腰蓑などを持ち出して来ての読み方
吉川英治「私本太平記」

...御腰蓑（おんこしみの）には白熊... 御腰蓑には白熊の読み方
吉川英治「新書太閤記」

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