...本人は青瓢箪(あおびょうたん)の大腰抜けの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰抜け彌八なんかを屁(へ)とも思わないから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰抜け彌八が三百六十何本も書いた色文のうち...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...矢張りお房と腰抜け彌八郎の外には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰抜け侍の丹波彌八郎が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸一番の腰抜けで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...只(ただ)仙台藩士の腰抜けを憤(いきどお)ったと同じ事で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...意久地なしの腰抜けさ!」母は...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...この腰抜け奴!」――「まア...
牧野信一 「鏡地獄」
...腰抜け野郎!」と金切り声...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...魔法ビンは、つまらない名をもっているわね、マホーの瓶なら、こんなにさがしてこんなに気をもんでいるぐみ頭の細君のために、手叩き三つ位で、一つはどこからか出て来たらいいじゃあないの、腰抜けねえ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分の中に生きたものとしての色と恋と性慾を持っている腰抜けでない人間にとっては...
三好十郎 「恐怖の季節」
...腰抜け扱いされても...
夢野久作 「斜坑」
...近頃流行(はやり)の腰抜け面(づら)とは違うわい...
夢野久作 「名君忠之」
...武士に珍らしい腰抜けじゃと...
吉川英治 「剣難女難」
...腰抜け武士、腑甲斐(ふがい)なし、何と罵倒されようが、その恐怖というものは、十九の歳(とし)までとれなかったけれど、それと共に、「剣難より怖ろしい女難」と誡(いま)しめられたことの方は、まだ異性に何らの考えもなかった年頃だったので、脳に沁みつかなかったか、まったく忘れて今日に至っている...
吉川英治 「剣難女難」
...山陰無類の腰抜け者と言われた新九郎が...
吉川英治 「剣難女難」
...腰抜けな荊州蛙の一匹だろう...
吉川英治 「三国志」
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