...不思議なる腰つきして立ち上がり...
井上円了 「おばけの正体」
...妙な腰つきで山道を匐うように逃げる大辻には...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...」と言いながら妙な腰つきで川底の砂利を踏みにじり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...妙な腰つきをして...
太宰治 「新釈諸国噺」
...腰つきも細っそりと華奢(きゃしゃ)だったが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...ハテどっちの方角へ行ったものかって言うような腰つきをしましてな――」「どっちの道へ行った?」ヴァランタンはつっこんだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...腰つきが丸っこく...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...歩調と腰つきに均整がとれませんでした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...きゃしゃな腰つき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...甚だ尾籠(びろう)な腰つきですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腰つきもふくらみ...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...猿のような腰つきの...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...馬上の男に次々に変な腰つきで網をかぶせて...
牧野信一 「沼辺より」
...種まき権兵衛のやうな腰つきをしたり...
牧野信一 「籔のほとり」
...おつそろしい大股で! 危い腰つきだな! ハヤどうも...
牧野信一 「雪景色」
...妙な腰つき野蛮なしかめ面までもしなければ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まだ子供っぽい腰つきにもどこやらまるみがあらわれ...
山本周五郎 「青べか物語」
...孝之助は利秀の腰つきを見てこう云おうとした...
山本周五郎 「竹柏記」
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