例文・使い方一覧でみる「腥」の意味


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...良秀は燈臺の火の下で掌(てのひら)に何やらい肉をのせながら...   良秀は燈臺の火の下で掌に何やら腥い肉をのせながらの読み方
芥川龍之介 「地獄變」

...ぶるぶると動いて……(なまぐさ)い...   ぶるぶると動いて……腥いの読み方
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」

...そうして袖(そで)で額(ひたい)に流(なが)れる冷汗(ひやあせ)を拭(ふ)いたが顔中(かおじゅう)焼魚(やきざかな)の(なまぐさ)い臭(におい)がして来(き)た...   そうして袖で額に流れる冷汗を拭いたが顔中焼魚の腥い臭がして来たの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」

...どこか(なまぐさ)い臭(にお)いのするのも胸につかえるようであった...   どこか腥い臭いのするのも胸につかえるようであったの読み方
徳田秋声 「足迹」

...何かしら血い異常な興奮にも駆られていた...   何かしら血腥い異常な興奮にも駆られていたの読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...血(ちなまぐさ)い話を...   血腥い話をの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...お銀様の鼻に触れたのは紛(ぷん)として(なまぐ)さい...   お銀様の鼻に触れたのは紛として腥さいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(なまぐさ)い風がドコからともなく吹き渡って来て...   腥い風がドコからともなく吹き渡って来ての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(なまぐさ)き微温(ぬくもり)を与えつつあるかと怪しまれる...   腥き微温を与えつつあるかと怪しまれるの読み方
夏目漱石 「草枕」

...(なま)ぐさい臭(におい)が鼻柱を抜ける様に応(こた)える...   腥ぐさい臭が鼻柱を抜ける様に応えるの読み方
夏目漱石 「それから」

...想像の眼で(なまぐ)さそうに眺めた...   想像の眼で腥さそうに眺めたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...アウレリアンは三度の大規模な血い戦闘を行った後...   アウレリアンは三度の大規模な血腥い戦闘を行った後の読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...そうしてイヨイヨ(なまぐさ)くないとこまで来てから喰う...   そうしてイヨイヨ腥くないとこまで来てから喰うの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...そこから溢れ出る暗い…………いにおいにすべては溺れ込んでゆく...   そこから溢れ出る暗い…………腥いにおいにすべては溺れ込んでゆくの読み方
夢野久作 「月蝕」

...血(ちなまぐさ)い溜息と一所に...   血腥い溜息と一所にの読み方
夢野久作 「復讐」

...荒淫食(こういんせいしょく)...   荒淫腥食の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...風(せいふう)いたずらに寒く...   腥風いたずらに寒くの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...夜気にただよう血(ちなまぐ)さい闇の中に...   夜気にただよう血腥さい闇の中にの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「腥」の読みかた

「腥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「腥」

「腥」の英語の意味


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