...彼の義弟である腕きき男の碇健二などは...
海野十三 「暗号の役割」
...特別警察隊の腕きき警官が三十人と...
海野十三 「地中魔」
...先生におとらぬ腕ききなんです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...電話口で腕ききの名探偵といったのは...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...その議政官の一人にディオニシアスという大層な腕ききがいました...
鈴木三重吉 「デイモンとピシアス」
...腕ききの聞こえある男なり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...三四人の腕ききを集め...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕ききの腕を最も敏活に働かすという意味に解釈した酒と女は...
夏目漱石 「手紙」
...腕ききをよりだして三十人ばかり...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...仲間では評判の腕ききですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なかなかの腕ききだつてぢやないか...
平出修 「瘢痕」
...腕ききの刑事の大部隊がその方面に総動員されていたのだ...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...あんたんとこの息子以上の腕ききは先ず居ないからね...
三好十郎 「その人を知らず」
...倉橋剣助などの腕ききが揃っていた...
吉川英治 「大岡越前」
...(腕ききぞろい)という一般評のたかい所以(ゆえん)は...
吉川英治 「大岡越前」
...腕ききの兵(つわもの)ばかりを選りすぐって...
吉川英治 「三国志」
...「串崎の腕ききの船頭どもを...
吉川英治 「私本太平記」
...上杉家からさし廻してある腕ききの附人(つけびと)が住んでいるものと見て...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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