...理論が手腕を超過した時である...
レオナルド・ダ・ヴインチ Leonardo da Vinci 芥川龍之介訳 「レオナルド・ダ・ヴインチの手記」
...そしてなお磁力砲を腕にかかえこんで...
海野十三 「怪塔王」
...日本人の首に腕を廻して接吻してしまったからだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...その間に腕の静脈から血を一〇〇グラム抜き取った...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ひどく腕白者であったらしく...
外村繁 「澪標」
...球突(たまつき)は二十五歳(さい)を越(こ)※てはもう腕(うで)が堅(かた)くなつて上達(たつ)は遲(ち)々たるものなのだが……...
南部修太郎 「文壇球突物語」
...いづれ腕自慢が高じての惡業であらうが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親方井坂さんは腕の好い仕立職人だが...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...「生きるとはなんらかの意匠を与えられることだ」という問題の前に腕組みした...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...腕がむずむずしているらしい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...怒りっぽいじれったそうな身ぶりで私の腕をつかみながら...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...「かうした時に腕を見せて置いて……」そんな事も考へた...
牧野信一 「白明」
......
槇村浩 「明日はメーデー」
...愛(あい)ちやんの腕(かひな)に鎖(くさり)のやうに結(むす)びついて居(ゐ)たその腕(かひな)が顫(ふる)へ出(だ)したのですもの...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...二人はそれぞれの腕の動脈を同時に切らせた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々はそれにむかって腕をひろげないで爪をつき出す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...麻痺(しび)れた両(ふた)つの腕を空へ伸ばした...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...(しようのない腕白どもだ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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