...腕ぐみをしてしゃがんだまま...
海野十三 「火星兵団」
...三本腕の発明の明細書を書く決心であった...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...諸君いかがでございます」正造は紋服の袖から腕を突き出して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...水晶の腕で海水を一掻き二掻きするすると蛇(へび)の如く素早く金内の船に近づき...
太宰治 「新釈諸国噺」
...私は彼女の腕だの背中だのを暫く掻いてやりました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...船をあやつった彼の手腕を容易に忘れ得ないであろう...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...二人はそれを不思議がつて二の腕から脛...
中勘助 「銀の匙」
...さしさわりなく腕の揮(ふる)えるところでなければいけないといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...變な奴だと思つて見た時にあのくしや/\した顏のあの打つても突いても動かぬ樣な偉大な體格のさも腕力の逞し相なあの人物を凝視し...
長塚節 「記憶のまゝ」
...八五郎も高々と腕を拱(こまぬ)きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あつしの腕前も滿更ぢやありませんね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...剣を鳴らす夢を描いて思はず腕を挙げて空を切ると...
牧野信一 「武者窓日記」
...細君が云つた通り樽野は始終手持ぶさたであつたから稍ともすれば寝たまゝ腕を延して鎖を引き垂すのであつた...
牧野信一 「村のストア派」
...彼等の一隊は腕と腕とを組み合はせて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...その中にゃ十万円もする腕環がはいってると言ッてベソを掻(か)いてたから...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...村の腕白や洟(はな)たらしが...
吉川英治 「新書太閤記」
...そっと彼女の腕(かいな)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下の工人の代表的な親方はみな腕の競(きそ)いどころと一門をすぐって来ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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