...美しい白い腕をあげて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...圭太の片足へ腕白どもの手が何本か...
犬田卯 「橋の上」
...そのうちの一人の腕をとらえて質問を浴(あび)せかけた...
海野十三 「地軸作戦」
...帆村は腕組をして考えこんだ...
海野十三 「蠅男」
...女の腕を河の中へ捨てる積(つも)りだったな」紋三はいよいよただ事でないと思った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...」腕白(わんぱく)な菊五郎よ...
薄田泣菫 「茶話」
...」三木の腕の中で...
太宰治 「火の鳥」
...これみなただローマ人の腕力をもって各地より掠奪し来たるものにして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...」マリユスは彼女の腕を取って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ビアンションは膝まづくと腕を病人のひかがみの下に差し込んだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その腕に生前のマリーに見ていた特殊な毛の生え方を見つけたなら...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...明治末年の大阪堀江六人斬事件で両腕斬り落とされた薄幸の芸者妻吉がある...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...のしかかっているまんなかにいて前方を見ながらテーブルの上に腕をくんでいるケーテの白髪の顔の上には...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...白い頭と左腕をしなやかに伸ばして扇を拾いあげる……白鳥が何かをついばんでいる)(ユックリと身を立てたかと思うと...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...半次の腕につかまりながら云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...仕事をすれば慥(たし)かな腕をみせるが...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...懸(か)け替(が)えのない才腕をもつ大賀であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...お吉の腕をとって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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