...我我は我我の存在に満腔(まんこう)の呪咀(じゅそ)を加えなければならぬ...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...その口腔(こうこう)に含まれた空気は...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...その香が口腔に感ずるということもあるかもしれない...
寺田寅彦 「とんびと油揚」
...口腔外科の診察室は三階にあるので...
外村繁 「日を愛しむ」
...口腔外科から内科へ私の診察を依頼する形式で...
外村繁 「日を愛しむ」
...お腹を診せて下さい」口腔外科の診察では帯を解くことはない...
外村繁 「日を愛しむ」
...私は口腔外科へ行った...
外村繁 「日を愛しむ」
...生きんがために愛したがり満腔(まんこう)の愛を消費したがる力強い率直な同情心...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...65の口腔病...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...滿腔の熱情を私に向つて打ち明けてたのだ...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...植物性物質の醋酸(さくさん)醗酵のために胃のなかに(あるいはまた別の原因のためにべつの体腔中に)ガスを発生して...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...勇敢な君の姿を想像しながら遥かに満腔の祝盃を挙げた...
牧野信一 「初夏通信」
...口腔からは燦々たる火気をフーフーと吐いて奮然と立ち上つた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...慌てゝ堀田の口腔(くち)を塞いだ...
牧野信一 「露路の友」
...よろこべば、滿腔でよろこび、そのカロリーは社會力の石炭だ...
吉川英治 「折々の記」
...鼻腔(びこう)でつよい息をしていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...鼻腔はあらい呼吸(いき)につかれる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...かさかさな鼻腔の奥を鳴らしてカッと痰(たん)をすれば...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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