...元を削って売らなければ腐れるばかりです」彼はひたすら頭を振った...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...憊れ沈んだ氣分は腐れるやうにいら/\した...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...僕は縄の腐れる理論をやるし...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...僕はあの縄の腐れる論文には大分自信があるんだが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...あたかもその坐っている席の下からわが足の腐れるのを待つかのごとくに...
夏目漱石 「行人」
......
野口雨情 「のきばすずめ」
...且(か)つぶよぶよしているのでもっと早く腐れる...
柳田国男 「母の手毬歌」
...けれど腐れる者ほど自己の腐臭には気づかない...
吉川英治 「三国志」
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