「腐る」の意味
物が腐敗すること
小説での「腐る」の使い方
...「終りまで待つ者は腐る可し」と...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...土地が堅いために幾月もの間浸み込まずに腐るのです...
江南文三 「佐渡が島から」
...水温んでなほ腐る去年(こぞ)の藻草ありこれも同様であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...東洋思想の解説者はなるほど腐る程いるかも知れない...
辻潤 「錯覚自我説」
...貯えれば腐るので家々の貰い物も自然に多い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...早く腐るようにそんな所へ入れられるんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...指が腐るぞ」益満は...
直木三十五 「南国太平記」
...露時雨(つゆしぐれ)夜ごとにしげくなり行くほどに落葉朽ち腐るる植込(うえごみ)のかげよりは絶えず土の香(か)薫(くん)じて...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...池に漬つて腐るのは...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...それらの枯草の遺骸は腐ることもなく...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...「早よう売らな腐る云いよった」「そぎゃん...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...腐るまでそれを描くと...
久生十蘭 「予言」
...」「慮外者(りょがいもの)、耳が腐る...
室生犀星 「野に臥す者」
...町を歩いていて鼻が腐るような事はありません...
森鴎外 「かのように」
...腐るのを待って海へ放した...
山本周五郎 「ひとでなし」
...」「いや、腐るもの、それが良いのだ...
横光利一 「旅愁」
...世を経(へ)なばよしなき雲もおほひなむいざ入りてまし山(やま)の端(は)の月難攻不落も、腐る時は腐る...
吉川英治 「新書太閤記」
...幕府の御家人なら親木と一緒に腐るのが当然だし...
吉川英治 「松のや露八」
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